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発送業務再開しました&手摘み川根茶 2013年熟成茶 入荷しました!

2013年12月02日 category : BLOG, misc 

チベット・ラサ・ポタラ宮

長期間の発送業務お休みでみなさまにはご迷惑、ご不便をおかけしました。
無事に中国・チベット・台湾を回って帰国いたしました。
発送業務も再開しております。

北京からはじまり、安徽省では合肥と涌渓火青の産地を見学させていただき、上海、四川省成都、そしてチベット自治区のラサ、シガツェ、ギャンツェ。ラサからは鉄道で西安まで。西安のお隣、咸陽で黒茶の泾渭茯茶(涇渭茯茶)工場を見学させていただき、再び北京へ。今までに経験したことのない距離を移動しましたが、どこも素晴らしい景色はもちろん、素敵な人たちと素晴らしいお茶との出会いがありました。

写真は紅葉が美しいチベット・ラサのポタラ宮です。

日月潭紅茶工場

その後の台湾では台中をベースに南投縣、台北とまわりました。
南投縣ではいつもの凍頂烏龍茶、渓頭、日月潭を。台中では陶磁器作家のみなさんと交流させていただきました。沢山の方と新たな交流がはじまり、今回も茶縁の深さに驚かされた旅になりました。

写真は台湾南投縣日月潭の紅茶工場です。

今回であった美味しいお茶たちは通関終了次第、順次ご紹介させていただきます。
また、旅の様子は本ブログやお茶会などで改めてご報告させていただきます。


手摘み川根茶 2013年熟成茶
手摘み川根茶 2013年熟成茶

春に大変ご好評をいただいている鈴茶堂唯一の日本茶、手摘み川根茶の熟成茶が入荷しました。
春の新茶の時期ももちろん美味しいのですが、実は一番美味しくなるのは適切に管理されて夏を越した秋以降のお茶です。
新茶時期のように香りは望めませんが、新茶特有の強さが抜け、柔らかく深みのある甘味の増した、この上なく美味しい日本茶になりました。

新茶の状態で完売してしまう、この茶農家さんの日本茶を贅沢にも熟成茶に仕上げています。今までは販売せずに自家消費で楽しんでいたものを、今年は確保していただきました。

発送は12月7日以降を予定しています。

柴窯 冬梅傲雪杯 再入荷しました!

柴窯 冬梅傲雪杯
柴窯 冬梅傲雪杯

あっという間に完売してしまった冬梅傲雪杯が再入荷しました。
メールマガジンご購読者限定でのご予約数が多かったこともあり、数量が限られますのでご注意ください。

普段使いにできる粉彩の茶杯ですが、柴窯の製法で作られています。
綺麗な梅と鳥の図柄は「冬梅傲雪」と呼ばれる書画の題材に良く使われる縁起の良いものです。
高さのある茶杯はお茶の香りを際立たせてくれますので、青茶などの香りの良いお茶に最適です。


お問い合わせの多い凍頂烏龍茶、台湾茶のご報告です。

凍頂烏龍茶2013年冬茶の入荷予定は来年1月以降を予定しております。今シーズンも天候に恵まれず、作り手さんにとっては厳しいシーズンだったようですが、非常に品質の良い冬茶を確保できました。

一般的には流通しはじめている冬茶ですが、当店が信頼している作り手さんは非常に頑固で昔と変わらない「冬茶」しか作りません。そのため、現在では冬片と呼ばれるような時期に摘み取り、製茶します。また、焙煎に期間をおくため、仕上がりは12月中旬以降になります。

もう1つお問い合わせの多い香檳烏龍茶 (東方美人)について。

本年度も納得できる品質のお茶に仕上がっていました。
とても清らかでありながら力のある香檳烏龍茶のため、作りたてよりもしばらく期間をおいて寝かせた方が良いということで、当店ではこの時期にご紹介することにしています。
本当は1年以上寝かせておきたい位、時間をおいた方がより美味しく甘くなるお茶ですので、現在お勧めはショップでご紹介中の2012年物です。

特級 香檳烏龍茶 (東方美人)

2013年の香檳烏龍茶のご紹介は早くて12月中旬以降になります。

昨年、茶樹の状態が良くないからという理由で冬茶の製造を断念した渓頭高山茶の作り手さんですが、今年は製茶することができました。とても丁寧な作り方をする上質な高山茶で、こちらも12月中旬以降にはご紹介できると思います。
日本ではあまりメジャーではない渓頭高山茶ですが、とても美味しいお茶です。