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漳平水仙

青茶(烏龍茶)にも固形のお茶があるのをご存知でしょうか。
漳平水仙(ショウ平水仙)は中国、の漳平市双洋镇中村で伝統的に作られている青茶(烏龍茶)です。
別名を水仙茶饼、纸包茶と言い、闽北水仙種の葉を木で作った鋳型に入れて四角い固形茶にしています。世界で唯一の四角い固形の烏龍茶とされています。

漳平水仙

中国各地のお茶市場で聞いても知らない茶商さんが多く、このあたりの出身という人を除けば中国でも殆ど知られていないとても珍しいお茶です。
私たちはずっと何年もこのお茶を探していましたが、縁あってようやくこのお茶を作る茶農家さんと知り合い、出会うことができました。

漳平水仙

漳平水仙の歴史は古く、その名前の由来には清の乾龍帝にまつわる伝説があります。

乾龍帝が福建の地を訪れた際に腹痛を起こして体調を崩して困っていました。
乾龍帝に仕える侍女の1人がこの漳平の出身で、腹痛を治せるかもしれないとして出身地のお茶を献上しました。
このお茶を飲んだ乾龍帝は腹痛も収まり体調も回復します。
乾龍帝はこのお茶を褒め称え、献上した侍女の名前である水仙を命名したそうです。

漳平水仙には桂花香型と蘭花香型とあります。
桂花香型は金木犀を連想させる、落ち着いた甘い香りを持ちます。蘭花香型は漳平水仙の産地の中でも高地で作られる上質なもので、爽やかな甘い華やかな香りです。どちらも柔らかく丸い回甘が強いお茶です。旨味とミネラル感が強く、台湾のお茶を連想させるような透明感のある美味しさを持っています。
非常に煎持ちも良く、通常の淹れ方であれば15煎~20煎も楽しめます。まる1日ずっと楽しむことができます。

伝統を守り、今も手作業で昔と変わらず作り続けられている固形の青茶です。

日本はもちろん、中国でも滅多に出うことのできない漳平水仙の美味しさを是非味わってみてください。

2017年秋茶は全て完売いたしました。2018年5月頃に春茶のご予約受付を開始する予定です。

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