岩茶 牛欄抗肉桂 2012年

10102.4

名称 岩茶 牛欄抗肉桂
産地 中国・福建省武夷山牛欄抗
種類 青茶・烏龍茶(半発酵茶)
等級
茶水の色 茶水の色:褐色
このお茶に適した茶器 茶壷・蓋碗・ティーポット
標準的な湯温 95~100℃

武夷肉桂は岩茶の中でも最も多く生産されている品種です。多く生産されているとはいえ、数々の賞を受賞し、国家級銘茶にも指定されています。実際、武夷岩茶の中でも最も人気が高く、私たちも大好きな品種です。
肉桂というのは中国語でシナモンを意味しますが、お茶の肉桂ではその意味ではなく金木犀です。花の様な香りを持つ、甘い深みのあるお茶です。

岩茶はその茶樹が武夷山のどこで栽培されたかで区別されます。武夷山風景区内の標高の高い地域にある岩山の自然環境で育てられて収穫された茶葉は正岩茶と呼ばれ、標高の低い地域のものは半岩茶(現在は標高に関わらず自然保護地区内で栽培されたものは全て正岩茶としていることが殆どのようですが当店では昔と同様の区分けを行い、標高の低い地域の「正岩茶」は取り扱いません)、武夷山の麓、平地で栽培されたものは州茶とされ、全く異なる地域で作られたものは外山茶と呼ばれます。これは育った環境の違いがお茶の香りと味に大きく影響するためで、岩茶本来のミネラル感や旨み、香気といった岩韻は正岩茶以外にはありません。不思議なようですが同じ武夷肉桂でも正岩茶と半岩茶、州茶では全く味も香りも異なります。
標高の高い厳しい岩山の隙間で育つ正岩茶は収穫量が少なく、平地のように畑を切り開く訳にもいかないため増産もできませんが、現在日本には肉桂をはじめ、沢山の岩茶が輸入されています。当然、中国国内での流通量はもっと多く存在していますが、正岩地区で採れるお茶がそんなに多くないのは容易に分かります。

この武夷肉桂はその希少な正岩茶の中でも肉桂では最高と言われる牛欄抗で作られています。味わいや香りの奥深さ、複雑さは説明の必要のないほどに素晴らしい肉桂です。

とても美味しい岩茶ですので是非中国式で淹れることをおすすめします。岩茶用に良く鍛えた茶壷をお持ちの場合はそれで、あるいは蓋碗で淹れてください。

十分に楽しんだ後は茶殻も鑑賞してみてください。中国茶では茶殻の形も楽しみます。肉厚でグラマラスな茶葉は適度に柔らかく、葉の1枚1枚を大事に丁寧に製茶されたのが良く分かります。製茶師の技術の高さ、茶樹のポテンシャルの高さを感じます。

パワーのある岩茶は美味しいと普通に思えるまでに1年近く、ものによっては数年かかります。この肉桂はようやく落ち着いて美味しく楽しめるようになりました。長く何年も楽しめる力を秘めた岩茶です。

※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。

※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。

関連ブログ:
北京から武夷山へ
武夷山駅到着
武夷岩茶研究所 工場訪問(焙煎室)
武夷岩茶研究所 工場訪問(審評室と毛茶加工)
武夷山 水簾洞茶区
武夷山 慧苑茶区
流香澗と大紅袍母樹
武夷山 御茶園
武夷山市茶葉研究所と天遊峰、桃源洞茶区
武夷山 茶農家さん訪問

注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
10102.8-20 20gパック
オプションを指定してください。
缶入り装丁(中・大)
¥3,300
売り切れ 売り切れ
10102.8-30 30gパック
オプションを指定してください。
缶入り装丁(中・大)
¥4,900
売り切れ 売り切れ