老欉佛手

20704.1

名称 老欉佛手
産地 台湾・新北市石錠郷
種類 青茶
品種 佛手
茶水の色 茶水の色:金色
このお茶に適した茶器 茶壷・蓋碗・マルチティーサーバー・ティーポット
標準的な湯温 95~100℃

この老欉佛手は樹齢100年は軽く越すと言われている1本の老茶樹から取れるもので、年間20キロも作れないという貴重なお茶です。あまりの美味しさに作り手にお願いして少量ですが譲っていただきました。

佛手というと中国の武夷山で作られる岩茶が有名ですが、台湾にも佛手というお茶があります。元々は中国大陸の武夷山にあった茶樹を台湾に移植されたと言われています。
台湾の佛手の殆どは丸く丸められた形をしたお茶になっています。これは元々武夷山から移植した伝統種から増やした若い茶樹がほとんどです。この老欉佛手は移植された初代、あるいはそれに近い老木と伝えられています。佛手本来の香りと驚くような旨みを楽しむことができます。

自然なゆるい縒りの形をした茶葉は、一瞬濡れているのかと思うような艶と完璧な葉の状態で非常に美しい形をしています。繊細でありながら力強さを感じるような不思議な茶葉です。

茶器は蓋碗をお勧めします。湯温は高温で、ただし繊細な茶葉ですのでお湯を注ぐときには優しくお湯の勢いをコントロールしながら注いでいただければより美味しく淹れていただけます。

金色の美しい茶水は透明度も高く、艶もしっかり出ています。儚げであるけれども決して弱くはない上品な甘い香りを感じることができます。若い茶樹から作られるお茶のように主張する感じではありませんが、この深みのある甘い花の香りはまさに絶品といえます。南国の果実香やバターのような乳香も出てきます。

更に驚くのは茶水に茶質が非常に良く出ていて、口の中にトロりとした感覚が残ります。まるで粘着性のある液体を飲んでいるような感覚です。味わいには甘さはもちろん、複雑で分厚い旨みが優しくまとまっています。決して強く出ている感じでもなく、薄く分かりにくいのでもなく、柔らかさを持って見事に統合されている感覚です。ワインを楽しまれる方であればムルソーを連想していただければ分かりやすいかもしれません。

煎持ちは非常に良く、煎を重ねていくと、どんどんその表情が変わります。

4、5煎目あたりから雰囲気が変わります。それまでは柔らかい旨みの塊のような印象だったものがスキっと目覚めたような爽やかな旨みに変化していきます。私たちの試飲では8煎を越えたあたりから白檀のような、驚くような華やかな香りが出てきます。旨みも甘さもしっかり出ていて、このあたりからまた一層美味しくなってくるという。予想を遥かに超えた美味しさを持っています。10煎を越えてもまだまだ香るどころか、華やかになってくるような、旨みも茶質も衰えずに続きます。

十分に楽しんだ後は茶殻も鑑賞してみてください。中国茶では茶殻の形も楽しみます。大事に作られているのが伝わってくるような美しい茶葉をご確認いただけます。
醗酵もしっかりされた茶葉は本当に美しく、驚くほどに柔らかくなっています。

台湾の製茶技術が高いことを実感させてくれるような素晴らしいお茶です。
確保できた量がとても少ない上に、茶葉がとても繊細で酸化が早く、賞味期限は開封後半年程度しかありません。
とはいえ、この美味しさは多くの方に知っていただきたいと思うこともあり、本来はとても高価なお茶ですが、お値段を抑えました。
是非この機会にお試しください。本当に素晴らしい佛手です。

※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。

※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。

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20704.1-20 20g入りパック
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缶入り装丁(中・大)
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缶入り装丁(中・大)
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