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2016年 特級 蒙頂黄芽

10801.04

名称 蒙顶黄芽(蒙頂黄芽)
産地 中国・四川省雅安市名山県蒙頂山茶区
種類 黄茶
等級 特級
茶水の色 茶水の色:薄い金色
このお茶に適した茶器 ガラス茶器(耐熱グラス・ポット)・蓋碗
標準的な湯温 70~95℃

中国を代表する銘茶、中でも希少性の高い黄茶の蒙頂黄芽です。一般的に黄茶は独特の風味が強いものが多く好みが分かれますが、この蒙頂黄芽は誰もが美味しいと思うような品格のある黄茶に仕上がっています。非常に高い技術で作られた、まさに現代の貢茶(皇帝献上茶)です。

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。特に黄茶は清代皇帝が愛飲したことでも知られています。

この蒙頂黄芽は蒙頂山主峰の標高1200m付近で栽培されている茶樹を2016年4月1日に摘み取り、製茶されています。

黄茶の特徴は悶黄(もんおう・メンファン)という工程にあります。悶黄とは摘み取った茶葉が酸化発酵しないように加熱(殺青)した後に、まだ茶葉が熱を帯びている状態で紙に包む、木箱に入れるなどをして、茶葉自体の持つ熱と水分で数時間から数十時間蒸らすというものです。これにより高湿度高温の環境下に茶葉がおかれることととなり、茶葉の持つポリフェノールを中心とする成分が非酵素的に酸化します。蒸らし方やその回数は作られる黄茶の種類によって異なり、蒙頂黄芽の場合は和紙で少量ずつ包んで行います。

黄茶の旨みや美味しさは悶黄によるものが大きいのですが、それだけがこの美味しさを作っている訳ではありません。
中国緑茶の多くは摘み取った鮮葉を微発酵(攤放・タンファン)させ、それぞれ特徴のある香りや味わいを引き出した後に酸化発酵を加熱して止めます。(殺青)黄茶の場合はこの微発酵を行わず、すぐに加熱して酸化発酵を止めてしまいます。
この加熱の際、緑茶の場合は高温に熱した鍋などで行いますが、黄茶の場合は低い温度から始めます。少しずつ温度を上げていき、最後は少しずつ温度を下げていくという独特の加熱方法を行います。ゆっくりと加熱していくため、独特の酸化発酵が起こります。悶黄とこのような黄茶独特の製造方法がこの美味しさを生成しています。

黄茶独特の製造方法を守りながら、更に改良を重ねて作られたのが、この蒙頂黄芽です。この蒙頂黄芽の作り手さんは農閑期には大学で製茶について学生に指導を行うような、とても研究熱心で真面目な方です。常により美味しく、安心して楽しめるお茶づくりを目指している中で、この蒙頂黄芽は作りだされました。
特有の癖が強い黄茶や、殆ど緑茶としか思えないような黄茶が増えている中、この蒙頂黄芽は黄茶本来の旨みを持ちながら癖を取り除いたような、純粋に蒙頂黄芽としての美味しさを楽しめる上質な黄茶に仕上がっています。黄茶は美味しくない、癖があると思っている方にも是非お試しいただきたいお茶です。

芯芽のみで構成された艶のある茶葉です。白毫が白く差し込んでいて美しいアクセントになっています。白毫というのは茶葉の先端についている芯芽のことで、紅茶ではシルバーチップなどと呼ばれる希少な芽の先端部分です。緑茶では一般的に白毫が多い方が良いとされ、この先端部分は甘さや柔らかさ、旨みなどを多く持っています。
乾燥茶葉の状態でも、香ばしさと優しい甘い花の香りが感じられます。

お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って美しい茶葉を眺めながら楽しみます。

一般的に黄茶も緑茶と同様に低い湯温で楽しむとされていますが、この作り手の緑茶は非常に品質が高く、高温で淹れても雑味がありません。低温から高温までお好みの湯温で楽しむことができます。
薄い金色のお茶です。もしかしたら濁ったお茶のように思われるかもしれません。この濁りは白毫(シルバーチップ)です。茶漉しをお使いいただければ透明なお茶になります。

香ばしい火香と甘い花香を感じます。香ばしさの中にしっかりとした甘味、複雑なミネラル感が合わさって独特の味わいに仕上がっています。煎持ちも非常に良いお茶です。2015年の蒙頂黄芽はしっかりとした悶黄が特徴的で、癖になるような、後を引く旨味が余韻の長さと共にしみじみと美味しいと思えるような仕上がりになっています。

飲み終わった後の茶殻も是非お楽しみください。中国茶では飲み終えた後の茶葉を鑑賞して楽しみます。黄緑色の柔らかく、ふっくらと肥えた芯芽は宝石のような美しさです。

2016年は現地の流行もあり、悶黄の弱いタイプが主流となっていますが、お願いして悶黄のしっかりした昔ながらの良さも持ったロットを特別に作っていただきました。こだわりの蒙頂黄芽です。

特に今年は産地でも雨が多く、昔ながらの蒙頂黄芽を作るのには大変に難しい年であったようです。産地の蒙頂山でも今年は作れないという茶業さんも少なくありませんでしたが、当店が懇意にしていただいている茶師さんの技術の高さが実感できる、これまでにない良い出来あがりになっています。

※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。

※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。

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