2018年の福鼎小白茶を2年間、ゆっくり後熟成を行いました。より深い繊細な味わいを楽しめる希少な白茶を数量限定でご紹介いたします。 白茶は萌葉や若葉を丁寧に摘み取り、なるべく人の手が触れないように自然に酸化発酵をさせ(萎凋)、乾燥させるだけのシンプルな製法で作られるお茶です。欧米ではWhite Teaと呼ばれ、高級茶としても知られています。 白茶は去熱機能を持つと言われ夏向きのお茶と呼ばれます。香港や広東、台湾、東南アジアで愛飲されています。 通常、福建省の白茶は大白茶種、大毫種と呼ばれる品種から作られます。白茶の国家標準でもこの品種が指定されています。しかしながら、この品種は1960年代に品種改良されたもので、それ以前の宋代から民国時期まではこの小白茶種(地元では白毛茶と呼ばれています)から作られていました。 お茶の香りや形状を楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 優しい甘い香りと素晴らしく深みのある、そして複雑な優しい甘さを味わうことができます。繊細さも備えた清らかな白茶です。それでいて茶樹のパワーを感じさせるような深みのある複雑な旨味も静かに感じることができます。茶水はとろっと粘性を帯びた感じで、味わいの深さ、茶葉の持つ美味しさが良くでているのが分かります。 |