大红袍 范忠平 青花洋桶壷
| 名称 | 青花洋桶壷 |
| 作家名 | 范忠平(範忠平) |
| 産地 | 中国・江蘇省宜興市 |
| 種類 | 紫砂茶壷 |
| 素材 | 原矿大红袍 |
| サイズ | 350ml |
| この茶器に適したお茶 | 黒茶・紅茶・緑茶 |
国家級工芸美術師(国家级工艺美术师)の範忠平による青花洋桶壷です。
彼は造形の美しさでも定評がありますが、青花を茶壷に描いた作品も非常に有名です。その精密な絵柄は他の作家には真似できない品格と美しさを備えています。
この作品にも青花が描かれています。茶壷は使用していくうちに自然と深みを増した陶肌へ変化していきます。この青花は現在の美しさだけでなく、深みを増した陶肌になっていくにつれ、その美しさを増していきます。特にこの作品は朱泥は大红袍と呼ばれる最高品質の朱泥です。青花と陶肌とのコントラストが大変美しい作品です。
紫砂作家の国家級工芸美術師などといった肩書きだけで高値がついてしまう作家、作品と違い、硬く、上質な土を操ることの出来る技術力、狂いのない均整の採れた造形を作り出せる作家、体現した作品は、実はなかなか存在しません。
写真をご確認いただければ分かるように、非常に洗練された歪みのない造形です。出水が非常に綺麗なことも、この茶壺の完成度の高さを表しています。
また、現在は紫砂泥の採掘井が政府によって閉鎖されています。そのため、紫砂茶壷の原料である紫砂泥の価格が高騰し、本来は茶器に使用されるべきではないような土も使用して作られることが多々あります。安価な紫砂茶壷はそのような原料を使用している可能性が高いだけでなく、土質が柔らかいため、相当な時間をかけてもなかなか美味しくお茶を入れることができるまでには育ちません。
この茶壷に使われている朱泥は大红袍と呼ばれる最高品質の朱泥です。
大紅袍というと岩茶を連想してしまいますが、実は紫砂の泥料にもその名前が使われています。明・清代から伝わる伝統的な泥料の1つですが、非常に産出量が少ないこと、扱うにはかなりの技術が必要とされるということなどがあり、今では殆ど見られなくなりました。
大紅袍を使用した茶壺はもちろん偽物もあります。紫砂の泥料の中ではトップクラスの硬度を持ち、焼成時の収縮度も一般的な泥料よりも大きいため、技術の高くない作家には扱えないものですが、着色した全く違う泥料を大紅袍と偽ったり、混ぜものをして柔らかく扱いやすくした大紅袍を使用した作品も残念ながら流通しています。
本来の大紅袍は一般的な紫砂泥料の吸水率が3~5%と言われているのに対して大紅袍は1%前後です。非常に硬度が高く、艷やか、お茶の味わいが非常に清らかに出る、朱泥系の泥料の中では最高品質とされています。
清代末期から伝わる伝統的な洋桶壷を高い技術で表現している作品です。最高品質の朱泥、大红袍にふさわしく取っ手部分は銀を使用しています。黒茶、紅茶などをお楽しみいただくのに最適な茶壺です。また緑茶にも美味しく淹れることのできる茶器としてお使いいただけます。
蓋の裏と茶壺内部底に作家の付けた印がございます。これは作家自身が総手作りであること、大红袍泥料を使用していることを示すために付けたもので、品質、使用に問題はございません。
証明書、専用箱付きです。
また、紫砂茶壷のお手入れ方法などの詳細をお付けしております。