龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の渣斗です。水盂としてお使いいただけます。 劉傑大師は若くして中国伝統工芸大師、麗水市工芸美術大師となった非常に優秀な作家です。APECやG20、一路一帯といった国賓を迎えて行われる晩餐会で使用される食器の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。 彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。釉薬に至るまで自ら山の中に赴き素材を探して作っています。 水盂は大きめのものが多いですが、大きさが小ぶりでちょうどよく、美しいだけでなく非常に使い勝手の良い作品です。毎日のお茶の時間にテーブルを占領しすぎることなくお使いいただけます。 作家によっては型を使用して作品を制作することがありますが、彼の作品は基本的に型は一切使用せず、全て自らの手で作り上げています。またこの作品は柴窯(薪窯)であるため、ガスと違い、登り窯の内部全てを同じ温度で焼き上げることは不可能です。そのため1つ1つ色合いや造形は異なり、同じものは2つとありません。 内側底面にほとんど目立ちませんが微かに釉薬のムラ、黒点があります。肉眼でもよく見ないと気が付かない程度のもので、写真ではほとんど写らない位のものです。使用には全く問題はありません。日本では一般的に問題ないとされる程度のものですが、非常に品質に厳しい劉傑大師の工房では「遺珠」として扱います。そのため価格を少し抑えてのご提供となっています。不完全さも含めて、長く可愛がっていただければ幸いです。 証明書、専用箱付きです。 販売価格(税別)
¥56,000
( 税込¥61,600 ) 在庫状態 : 売り切れ
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