碧螺春は龍井茶と並ぶ中国を代表する緑茶です。非常に細かい芽と豊富な白毫、それに裏付けられる深みのある甘みと旨味が特徴的な名茶です。 本来の碧螺春、緑茶は浙江省蘇州の近くにある大きな湖、太湖に突き出すようにある洞庭山と呼ばれる地域が本来の産地とされています。しかしながら、本来の産地である洞庭山で作られる碧螺春はその評判の高さのせいか、近年は洞庭山以外の場所でも多く作られるようになっています。残念なことにそれらも洞庭碧螺春として流通していることが多く見られます。 これは先日、Facebookに投稿した、この碧螺春が作られたときの様子です。2023年3月23日の摘み取り、製茶です。 お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 白毫で茶水が濁るほどです。見事な花果香と新茶でありながらも優しく柔らかな甘味、滋味、ミネラル感を感じます。言葉にする必要がないほど、優しく沁み入り、圧倒的に美味しく、そして、これが本来の「洞庭(山)碧螺春」だと納得させられます。 飲み終わった後の茶殻も是非お楽しみください。中国茶では飲み終えた後の茶葉を鑑賞して楽しみます。若草色の柔らかい葉は弾力があり、とても丁寧に製茶されているのが分かります。とても柔らかい茶葉ですので、茶殻をお召し上がりいただくこともできます。 15gパック 販売価格(税別)
¥4,900
( 税込¥5,292 ) 在庫状態 : 売り切れ
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