湖南省益阳茶厂の2013年の経典1958茯茶です。 茯茶は最も産出量の多い黒茶です。このお茶は中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。かつてはシルクロードを通り、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。 茯茶の一番の特徴は金花と呼ばれるものは冠突散囊菌(Eurotium Cristatum)という麹菌です。表面や固形茶の内部に金の花が散らされたように美しく現れます。これは身体に良いとされているだけでなく、香りや味わいもより深くするとして珍重されています。 一般的な黒茶と同じように高温で洗茶を行った上でお楽しみください。 棗香、加えてごく微かに薬香があります。味わいは深みのある甘さが特徴的で柔らかいミネラル感とのバランスが非常に良く仕上がっています。特にこの甘味がすばらしく、年月を経た茯茶の美味しさというものが実感できます。煎持ちも非常によく、飲み進めていくといくつもの表情が豊かに感じられます。 2013年5月出品 900g (北京保管) ※ 茶葉表面に現れる金花は環境や気温、湿度などによって肉眼では見えない状態になる場合が多々あります。ご了承ください。金花の麹菌は生きていますので、環境が変わればまた見えるようになります。 ※ 900gとなっておりますが、発酵を進める黒茶の特性上、その重さが前後いたします。重量は参考値となります。ご了承ください。 ※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 ※ 本商品は日常的にもお楽しみいたただきたいと思い、現地価格と変わらないお値段でご提供しております、そのため、ネット上での転売目的のお求めをご遠慮いただけますようお願いいたします。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) 販売価格(税別)
¥9,800
( 税込¥10,584 ) 在庫状態 : 売り切れ
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