湖南省益阳茶厂の2009年の経典1958茯茶です。 経典1958茯茶は今や茯茶のスタンダードとも言われるレシピですが、その元になったのは2009年のこのお茶です。時代に合わせて少しずつそのレシピも変化していますが、今も2009年最初のレシピは評価が高く、昨年には経典1958藍印版として復刻版も限定出品されたほどです。 茯茶は最も産出量の多い黒茶です。このお茶は中国・湖南省で作られ、新疆、青海、甘粛といった西北地区へ主に送られます。かつてはシルクロードを通り、西アジア、東ヨーロッパ、ロシアなどへも運ばれていました。自然環境の厳しい辺境の地で暮らす少数民族の生活に欠かせないお茶として古くから親しまれています。 茯茶の一番の特徴は金花と呼ばれるものは冠突散囊菌(Eurotium Cristatum)という麹菌です。表面や固形茶の内部に金の花が散らされたように美しく現れます。これは身体に良いとされているだけでなく、香りや味わいもより深くするとして珍重されています。 名レシピと名高い理由がよくわかるお茶です。茯茶の目指すべき頂点はこの2009年経典1958茯茶にあると思えるほど素晴らしい茯茶です。 2025年新年の新年特別企画として中国国内流通価格(1000元 約22,000円)と変わらない特別価格で提供させていただきます。ただし、数量に限りがあります。
2009年6月28日出品 900g (北京保管) ※ 茶葉表面に現れる金花は環境や気温、湿度などによって肉眼では見えない状態になる場合が多々あります。ご了承ください。金花の麹菌は生きていますので、環境が変わればまた見えるようになります。 ※ 900gとなっておりますが、発酵を進める黒茶の特性上、その重さが前後いたします。重量は参考値となります。ご了承ください。 ※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。また、古いお茶のためパッケージが傷んでおります。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |