福建省安渓感德の中でも標高1000mを超える山の中で自生する野生茶樹から2017年春に作られた鉄観音を武夷山へ持ち込み焙煎した、ちょっと珍しい経歴のお茶です。最終焙煎は2024年8月です。 人の手が入っていない野生茶樹から茶摘みを行っています。通常の茶摘みよりも大変な労力が要求されますが、無肥料、無農薬の茶樹から作られるお茶は、その美味しさが違います。 濃香系鉄観音と呼ばれる焙煎を施した鉄観音は品質のあまり良くない清香系鉄観音を焙煎したり、売れ残った清香系鉄観音を焙煎しているものが多く見られますが、本来、濃香系鉄観音は清香系とは製法が異なり、元々の鮮葉の質、発酵度合いなど、全く異なる品質が茶樹栽培の時点から求められるものです。この鉄観音は鮮葉から濃香系鉄観音を作るためにこだわって作られています。更に焙煎にもこだわり、武夷山へ移動、熟成と焙煎が行われました。 最初に感じたのは、とても綺麗な鉄観音という印象です。茶葉の見た目がというだけでなく、味わい、香りがとても「綺麗」です。 2017年春茶 関連ブログ: ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |