原矿大红袍を使用した国家級工芸美術師(国家级工艺美术师)の湯宣武による寧恩です。 湯宣武は非常に技術力の高い人気のある女性紫砂作家です。 大紅袍というと岩茶を連想しますが、実は紫砂の泥料にもその名前が使われています。泥料の大紅袍は明・清代から伝わる伝統的な泥料の1つですが、非常に産出量が少ないこと、扱うにはかなりの技術が必要とされるということなどがあり、本来の質の高い大紅袍泥料は今では殆ど見られなくなりました。 本来の大紅袍は一般的な紫砂泥料の吸水率が3~5%と言われているのに対して大紅袍は1%前後です。非常に硬度が高く、艷やか、お茶の味わいが非常に清らかに出る、朱泥系の泥料の中では最高品質とされています。 均整のとれた美しい造形と見事に硬く締まった艶やかな陶肌が素晴らしい茶壺で、お茶の種類を選ばずにお楽しみいただけます。やはり大紅袍泥料の艶やかさ、高い金属音のする硬度、深みのある朱の色合い、指が吸い付くような陶肌の質感、そしてなによりバランスの良い洗練された造形の完成度の高さは非常に素晴らしいものがあります。もちろん一切の着色を行っていません。 また、現在は紫砂泥の採掘井が政府によって閉鎖されています。そのため、紫砂茶壷の原料である紫砂泥の価格が高騰し、本来は茶器に使用されるべきではないような土も使用して作られることが多々あります。安価な紫砂茶壷はそのような原料を使用している可能性が高いだけでなく、土質が柔らかいため、相当な時間をかけてもなかなか美味しくお茶を入れることができるまでには育ちません。 証明書、専用箱付きです。 ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) 販売価格(税別)
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