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安化黒茶 高甲渓 天尖 2009

名称 安化黒茶 高甲渓 天尖 2009
産地 中国・湖南省安化県田庄郷高馬二渓村高甲渓(現地保管)
種類 黒茶・後発酵茶
等級 天尖
茶水の色 茶水の色:褐色
このお茶に適した茶器 ティーポット・茶壷・蓋碗
標準的な湯温 100℃

天尖は、安化黒茶の種類のひとつです。湖南省安化県で育った茶樹から作る黒茶を安化黒茶と言い、大きく「天尖・貢尖・生尖」の三尖(湘尖)、茯磚などの磚茶、千両茶などの花巻に分かれます。天尖は三尖のいちばん上で、特級および一級の黒毛茶(荒茶)を使います。貢尖は二級、生尖は三級です。三尖と呼ばれる形は、清代の乾隆のころに安化で整えられたとされます。道光のころ(1821〜1850年)、天尖と貢尖は宮中に納めるお茶になりました。安化黒茶そのものが貢茶になったのはさらに早く、「安化県志」は明洪武23年(1391年)としています。

この天尖の産地である高甲溪は、湖南省安化県田庄郷、大熊山の奥まった一帯にあります。安化の県城から30キロ余り、資水の南に位置します。標高は700mから800m前後で一年を通して雲霧が多く、森に囲まれた小さな茶園が続きます。現地では、林のなかに茶があり、茶のなかに木がある(林中有茶、茶中有林)と言われます。土は、氷河が残した氷磧岩が風化した、水はけがよくミネラルを多く含んだ砂礫土で構成されています。

高甲溪と馬家溪という二本の渓が村を貫き、二つの渓を合わせて高馬二渓と呼ばれます。高甲溪はその一本を指します。1979年安徽農学院(現在の安徽農業大学)の教科書「製茶学」に「湖南黒茶は安化、品質は高甲溪と馬家溪の原料が最もよい」と書かれています。また、この高甲溪には、清の道光4年(1824年)に茶の取り決めを刻んだ「奉上嚴禁」の碑が立てられています。嘉慶23年(1818年)の「高甲溪」と刻んだ茶印も、この天尖を作った諶家に残っています。

安化黒茶は殺青、揉捻、渥堆を経て作られます。特徴的なのは乾燥工程です。七星灶(竈)と呼ばれる7つの空気孔のある窯で松の薪を使って乾燥を行います。現在は現地において松の伐採が基本的に禁止されているため、松の薪は他所から買うことになります。高価なため、同じ安化で多く栽培されている厚朴という生薬の幹(樹皮は生薬に使用)を使用するそうです。効率化を重視し、七星灶もかなり減りました。現在は電気などの機械乾燥も増えています。この天尖は松の薪、七星灶(竈)で乾燥し、汽蒸、装篓といった伝統的な製法で作られています。原料の茶葉は高甲溪で育つ老樹を使用しています。(この地域では一定樹齢以上の茶樹を古樹とは言わず、全て老樹と呼びます。)

一般的な黒茶と同じように高温で洗茶を行った上でお楽しみください。

現地の茶倉で17年以上、大切に保管されていました。最初にしっかりとした甘味と、柔らかく心地よい松煙香があります。癖もなく、とても飲みやすく、なにより美味しい黒茶です。
煎を進めるごとに表情を変えていきます。茶水の粘性が強くなり、ミネラル感と深い滋味がはっきりしてきます。このお茶の本領は5煎を超えてからです。先ほどまでの甘味が透明感を増して、ぐっと深く、清らかな甘味に変化していきます。ちょっと驚くほどの変化です。余韻も深く、茶樹の持つ滋味や果樹のような柔らかい酸、複雑で底が知れない美味しさを持っています。煎が長いことも特徴的です。止め時が分からないほど、ずっと美味しく楽しめます。

伝統製法そのままで作られた安化黒茶がこの「安化黒茶 高甲渓 天尖 2009」、伝統製法の松薪を松炭に変えたのが「安化黒茶 高甲溪 天尖黒針 2023」です。どちらもそれぞれ個性があり、とても美味しいお茶ですが、飲み比べもおすすめです。

2009年春茶(現地保管)

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25gパック
販売価格(税別)
¥4,350

( 税込¥4,698 )

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50gパック
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( 税込¥9,072 )

在庫状態 : 在庫有り
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