中国を代表する銘茶、蒙頂甘露です。 このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。 この蒙頂甘露は蒙頂山主峰の標高1200m付近で栽培されている茶樹を2015年3月20日に摘み取り、製茶されています。 深緑を基調に白毫の白が散らされているような、落ち着きのある色合いの美しい茶葉です。白毫というのは茶葉の先端についている芯芽のことで、紅茶ではシルバーチップなどと呼ばれる希少な芽の先端部分です。緑茶では一般的に白毫が多い方が良いとされ、この先端部分は甘さや柔らかさ、旨みなどを多く持っています。 お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 一般的に緑茶は低い湯温で楽しむとされていますが、この作り手の緑茶は非常に品質が高く、高温で淹れても雑味がありません。低温から高温までお好みの湯温で楽しむことができます。 飲み終わった後の茶殻も是非お楽しみください。中国茶では飲み終えた後の茶葉を鑑賞して楽しみます。若草色の柔らかい葉は弾力があり、とても丁寧に製茶されているのが分かります。とても柔らかい茶葉ですので、茶殻をお召し上がりいただくこともできます。その場合は最後まで煎を重ねてしまうのではなく、少し味わいを残した状態がお勧めです。(最後まで抽出してしまうと味わいがなくなります)味付けをする場合はお好みでポン酢などを少量加えてみてください。 ※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。 ※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。 |