現行品ではなく2011年に出荷された蔵茶です。蔵茶は熟成には3~5年以上(基本的には5年)かけるため、実際の製造年は2006~2008年となります。メーカーが保有していた最後の在庫分です。 蔵茶は四川省の雅安で作られる黒茶で、普洱茶などを含む黒茶の中では最も古い歴史を持ちます。 この蔵茶は海抜1200m以上の霧の多い山深い高地で栽培された茶樹を使用し、32工程もの作業を経て作られています。 元々の消費地であるチベットではバター茶にして飲みます。 散茶の形式になっていて、チベット文字の書かれた布袋に入っています。この1つで半斤(約250g)です。布袋の中は素朴な黄色いわら半紙で茶葉を包んでいます。茶葉は独特の甘い香りがあり、全体的に艶があります。 「康磚」は摘み取った葉の全体を使用しています。金尖に比べると芽の使用比率は少なめになります。とはいえ、茶葉の成分を使って後発酵を行う蔵茶の製法においては芽の比率よりも茎やある程度成長した葉の方が重要です。この康磚の配合は非常に秀逸で、コストパフォーマンスから考えると蔵茶の中では一番のお勧めです。 保温性のあるポットに茶葉を入れたまま1分抽出します。長く抽出していても苦味や渋みがでることはありません。 本来、このお茶は今では珍しい煮茶法でいただくお茶になります。 中国蔵茶のお茶は甘い香りで味は非常に柔らかくて甘く、飲みやすく、癖の少ない甘茶のようです。通常の淹れ方で抽出した蔵茶は香り高く、品のある甘さが感じられます。煮茶法で煮出した場合は柔らかい甘みとごく弱い酸味、香ばしさがあって味が深くなります。 普洱茶(プーアル茶)のような癖がないため、ミルクを入れたミルクティーや蜂蜜などを入れて楽しむこともできます。 温かいうちに楽しむのはもちろん、夏場などは常温に冷まして楽しむこともできます。プーアル茶などの他の黒茶と比べても軽く、癖が少ないため、食事と合わせてもお楽しみいただけます。 ※ 他にも様々な蔵茶を取り揃えてございます。詳しくは蔵茶のカテゴリをご覧下さい。 ※ 蔵茶をお買い上げの方には詳しい蔵茶の楽しみ方をお付けしてお届けします。 ※ 1袋250gとなっておりますが、発酵を進める黒茶の特性上、その重さが前後いたします。1袋の重量は参考値となります。ご了承ください。 関連ブログ: 販売価格(税別)
¥3,900
( 税込¥4,212 ) 在庫状態 : 売り切れ
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