名称	下关布朗沱茶（下関布朗沱茶） 2010年
産地	中国・雲南省布朗茶区（未入倉）
種類	普洱茶
等級	–
茶水の色
このお茶に適した茶器	茶壷・蓋碗・ティーポット・マルチティーサーバー
標準的な湯温	100℃

下关茶厂（下関茶廠）の下关布朗沱茶（下関布朗沱茶）です。2010年4月30日の出庫（未入倉）の100gサイズの沱茶です。布朗茶区の茶葉を使った生茶で標高1800m以上の地域で採取された茶葉を使用して作られています。

2010年の下関布朗沱茶パッケージはカラシ色です。中には下関茶廠の包み紙に包まれた沱茶が入っています。

白毫の多い綺麗な茶葉です。沱茶全体が光っているかのような艶があり、芯の部分がしっかり多く、茎の部分もしっかり入っています。両方共に甘さを引き出す大事な部分です。それぞれの部分が持つ甘さの質が異なるため、このバランスはとても重要です。雲南大葉種らしく大きめの茶葉ですが、若い葉を使って作られています。

普洱生茶用に良く鍛えられた蓄熱性の高い紫砂茶壷が最適ですが、蓋碗やティーポットなどでも美味しく淹れることができます。黒茶ですので洗茶は必要です。洗茶は1回行ってください。
1煎目は20秒程度の抽出からはじめて、お好みに合わせて抽出時間を調節してください。

爽やかな荷香、遅れて蜜香、橙香、微かな烟香があります。中でも蜜香が強く、甘い深みのある香りをお楽しみいただけます。フレッシュさを感じるような果実のような甘さと柔らかい酸味と、うっすらとした渋みのバランスが非常に良く、しみじみと美味しい普洱茶です。強さも持ちながら、優しい味わいが同居しているような印象です。少し粘性のある茶水は良く茶質が出ているのが分かります。

飲み終えた後の茶殻も鑑賞してみてください。柔らかい葉底は肉厚で茎の部分も充分に柔らかいので、春摘みの上質な葉を使っていることが確認できます。

比較的年数が経過していなくても美味しく楽しめるのは、布朗茶区の茶葉ならではです。年数が経過したプーアル茶はどうしても高価になりがちですが、この2010年下関布朗沱茶はまだお求め安い価格でご紹介できます。

※ 沱茶のパッケージが若干傷んでいる場合がございます。（大きく傷んでいる場合は販売いたしておりません）これは沱茶の熟成に伴うもので品質に影響するものではございません。パッケージの細かい、小さな破損、汚れなどでの返品、交換はお受けできません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。

※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。

※ 沱茶をお買い上げの方には普洱袋（小）と詳しい飲み方・保存方法をお付けしてお届けします。