2025年の春に作られた雲南白茶(貢眉)です。1個約6gの龍珠(固形茶)にしています。 冰島といえば普洱茶に詳しい方はご存知のように大変上質な普洱茶が産出されることで知られる名産地の1つです。現在、普洱茶で最も高値をつけているのはこの冰島といっても過言ではないほど人気の高いお茶が作られています。この地域で長く生きてきた茶樹から作られるお茶の香り、味わいは他の地域にはなかなか見られない香り、味わい、そして底力があります。その冰島茶区の冰島湖(南等)の樹齢3〜400年と言われる茶樹から作られた雲南白茶です。 一概に冰島といっても村により土質はもちろん、日照条件など、茶樹が育つ環境は異なります。冰島湖という場所の名前の普洱茶は、冰島湖を見下ろす山の上、南等という小さな集落で作られたお茶を指します。半ば観光地化されている冰島老寨などと違い、南等へ向かうには大変な悪路を登っていく必要があります。写真の傾斜はまだ緩い方で(撮影できないほど急傾斜でした)、普通車では村にたどり着くこともできず、4WDオフロード車で、狭くすれ違いのできない道を通っていきます。そのような場所にあるため、住人以外はほとんど訪れることのない山の上で作られています。 毎年、当店現地スタッフと姉妹店スタッフが冰島に赴き数ヶ月滞在してお茶を作っています。この冰島古樹白茶も私たちが茶摘みから製茶まで立ち会って作ったお茶です。この南等は私たちが家族のように仲の良い現地作り手さんの実家でもあり、最も長く滞在している集落です。それだけに、南等の環境の素晴らしさ、製茶技術の高さ、そしてコストパフォーマンスの高さを強く実感しています。 白茶は時間が経過した陳年のお茶の方がより美味しく、味わいが深くなります。1年目はお茶、3年目は薬、7年目は宝と例えられる言葉もあるほどです。とはいえ、普洱茶などと同じく、元々の茶葉の状態が良く、後熟成に耐える品質を備えたものではないと、年月をかけても味わいがよくなることはありません。大変に上質な白茶であることから、長期熟成を視野に固形茶へ加工されています。実際、固形茶にする際に散茶を軽く蒸すことで固形茶へ加工しますが、この蒸す工程は普洱茶と同様にお茶の味わいに大きく影響します。固形茶は散茶よりも、より柔らかく味わい深くなります。 綺麗な花香が感じられる白茶です。そして圧倒的な甘味、冰島らしい氷砂糖のような清らかな甘味が強く感じられます。ミネラル感と相まって、複雑で心地よい余韻も十分にあり、美味しい、その一言で十分なお茶です。 2025年春茶 1個6g 5個入パック(約30g) ※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) 販売価格(税別)
¥1,600
( 税込¥1,728 ) 在庫状態 : 在庫有り
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