托富后、塌富后、凹富后など、複数の呼称で呼ばれる鳳凰単叢です。母樹が発見された鳳西丹湖村の地形に由来して、それらの名前で呼ばれています。決して流通量の多いお茶ではありませんが、その美味しさには一度味わうと忘れられなくなってしまうほど。特にこのロットの托富后は素晴らしく、先日の試飲会でも人気の高いお茶の1つでした。 樹齢推定90年の茶樹から作られています。黄梔香型の品種であり、果花香の素晴らしさはこの托富后ならでは。味わいも深く優しく、ミネラル感とのバランスの良さが光る秀逸な仕上がりとなっています。 湯温は95~100℃位がお勧めです。蓋碗やガラス、陶磁器のポットなどでお楽しみください。茶壷を使う際には鳳凰単叢用に良く鍛えてあるものをお勧めします。 言葉がいらないというほどに沁み入る美味しさを持つ鳳凰単叢です。味わいだけでなく、茶葉の美しさにも見惚れてしまうほどに上質な鳳凰単叢です。 2022年春茶
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