古樹 易武紅 2026
| 名称 | 古樹 易武紅(雲南紅茶・晒紅) |
| 産地 | 中国・雲南省西双版纳勐腊易武三合社 |
| 種類 | 紅茶 |
| 等級 | – |
| 茶水の色 | |
| このお茶に適した茶器 | ティーポット・茶壷・蓋碗 |
| 標準的な湯温 | 80~100℃ |
普洱茶で知られる易武の中でも、上質な茶葉を産出することで知られる三合社で作られた晒紅(雲南紅茶)です。通常の雲南紅茶(滇紅)とは違い、天日乾燥、つまり火を使わず太陽のちからだけで作られています。この地で代々お茶を作り続けている彝(イ)族の家族による手づくりのお茶です。

易武で名の知られている麻黒村と川を挟んでちょうど真向かいに位置するのが、同じく七村八寨の一つに数えられる三合社です。地理的には隣接していながら、三合社は麻黒よりもさらに標高が高く、原生林が深く残る場所です。彝族の村人が代々守ってきたこの地には、農薬や肥料を一切与えず、周囲の巨木や草木と共生する無農薬無肥料の古茶樹園が広がっています。清代末期からおよそ150年を生きてきた古樹、しかも喬木の茶樹から、春に手摘みされた茶葉だけを使って作られています。
このお茶は、当店の現地スタッフが買い付けに赴いた際、店主の友人である作り手さんが「とっておき」として出してくれたものです。その場にいたスタッフたちがこれは美味しい!と驚いた晒紅を、今回は龍珠(一煎分の球状、1個約5g)に加工しました。好きなときに一粒、そのまま淹れられます。玄人好みの晒紅です。ぜひ一度、その香りと余韻を試してみてください。
5枚目の写真が元の散茶です。
一般的な紅茶は高温の温風で一気に乾燥させて仕上げますが、この晒紅は雲南の豊かな太陽光による天日干し(晒青)でゆっくりと乾燥させています。そのため、古樹が自力で吸い上げた豊富なミネラルや酵素が破壊されずにそのまま生きています。樹ならではの煎持ちの良さ、深く爽快な山野気韻、喉に残る甘い余韻(喉韻)が特徴です。何煎淹れても味が落ちにくく、山の空気を思わせるような清らかさが続きます。
仕上がったばかりの段階でも、古樹ならではの甘味と滋味を十分に楽しめます。太陽のちからを借りた晒紅の本領は、普洱茶のように歳月をかけて熟成させられる点にあります。5年、10年と時を経るごとに角が取れ、より深く、柔らかく変化していきます。今飲んでも、寝かせても楽しめるお茶です。
2026年4月上旬製茶 1個約5g
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