在山堂 三叶草 二才蓋碗
| 名称 | 二才蓋碗 |
| 産地 | 中国・浙江省龍泉市蘭巨郷大汪村 |
| 種類 | 龍泉青磁(ガス窯) |
| サイズ | 直径約9cm 高さ約7.3cm(蓋を含む) 容量約110cc |
龍泉窯の劉傑大師の工房、在山堂の蓋碗です。
劉傑大師は若くして麗水市工芸美術大師、高級工芸美術師となった非常に優秀な作家です。APECとG20の国賓晩餐の食器、一帯一路の龍泉青磁の制作にも携わり、龍泉窯の中でも技術の高い作家として知られています。
龍泉の中でも郊外、山の中に在山堂という工房を構え、作品を創り出しています。茶畑と竹林に囲まれた素敵な工房です。
若い頃から古い龍泉青磁の形と釉を研究してきました。1950年代からの龍泉青磁は形を作った生の器に釉をかけて、そのまま本焼きする製法が一般的です。彼は南宋の頃の製法を研究し、復刻させました。素地を作ったあと、まず素焼きします。釉をかけて焼成、これを3度ほど繰り返し、最後に本焼きします。作品によっては3回以上行います。
素地(胎)は薄く、釉薬の層は厚く(薄胎厚釉)という南宋の頃の製法を実践しています。素地を薄く作ることができるため、彼の作品は軽く使いやすく仕上がります。また、彼自身がお茶好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。
とある寺院より在山堂へ大量制作の依頼があり制作を行ったガス窯による蓋碗です。設計と監修は劉傑大師が行い、制作は在山堂に所属する弟子たちが行いました。三叶草、クローバーをモチーフにした模様が碗の底にあります。
劉傑大師自身による作品とレベルは全く異なりますが、とても使いやすく、よく設計された茶器です。
龍泉窯の量産品の多くは、その現代的な製法の影響で重く、過剰に蓄熱しやすいものが見られますが、この茶器は軽く使いやすく、放熱具合もちょうどよく、蓋碗の縁を薄くすることで持ちやすく扱いやすいよう工夫されています。
※ わずかに窯疵がある場合があります。これは成形した後や窯で焼成している途中でできた疵で、傷ではありません。そのうつわの個性として、ご了承いただける方のみお求めください。
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