龍泉窯の劉傑大師による柴窯(薪窯)の茶壺です。 彼自身、お茶が好きということもあり、非常に使いやすい茶器を創り出します。美しさだけでなく、細部までこだわり抜いた精密さは使いやすく、美味しくお茶を淹れることができる稀有な作品を生み出しています。 紫砂茶壺と違い、使いお茶を限定する必要がないのも嬉しいポイントです。特に紫砂茶壺は香りに特徴のある鳳凰単叢とは相性が難しいものですが(香りを紫砂が吸い取ってしまうため)、龍泉窯の作品は釉薬があるため香りが吸われることなく、全く問題ありません。むしろ非常に相性が良いと言えます。 この作品は元代から龍泉窯に伝わる飛青磁です。この鉄斑を施した飛青磁は国宝「飛青磁 花生」などでも見られるように、昔から茶人に大変好まれてきた龍泉窯の伝統的な様式です。 柴窯(薪窯)での茶壺の制作は本当に大変です。茶壺の80%近くは作品として満たさないとされて廃棄されます。大変厳しい品質基準に基づいて作品か否かを作家自身が判断します。この作品は数少ない作家自身によって認められた窯宝(最高品質)です。この窯宝はめったに作家も認めることのない最高品質の作品であることを意味します。 証明書、専用箱付きです。 販売価格(税別)
¥68,500
( 税込¥75,350 ) 在庫状態 : 売り切れ
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