大益老茶頭を大紅柑と呼ばれる果実の中に詰め、焙煎、熟成を行った陈皮(陳皮)普洱茶です。以前は品質の低い普洱熟茶を使用して作ることが殆どであったため、あまり美味しいと思える品質のものは少なかったのが実際のところでした。ここ10年ほど中国国内で流行り始め、珍珠青柑なども含めて流行したのを覚えている方も多いと思います。この流行をきっかけに生産技術の向上や使用する茶葉を上質なものを使用する茶業がずいぶん増えました。 普洱茶で有名な大益もその1つで、当時は陳皮普洱茶の製造を行うために普洱熟茶が品薄になる状態でした。固定ファンの多い大益老茶頭のその1つで、数年の間、老茶頭がほとんど出荷されていませんでした。 11月から1月にかけて収穫された大紅柑に大益老茶頭を詰め、低温で焙煎を行います。大紅柑は陳皮の中でも最も大きく熟しているもので、漢方として珍重される果実でもあります。年数が経過すればするほど体によく、香りが良くなるとされ、この大紅柑も長期保存が可能なものです。 ヘタの部分を除き、中に詰められている老茶頭を取り出し、大紅柑の皮を必要に応じてちぎって一緒にお茶と淹れてお楽しみください。陳皮1に対して茶葉3の割合がおすすめです。一度に使用する量にもよりますが、蓋碗などで楽しむ場合は1個で10回前後は楽しめます。 煮出しても美味しくお楽しみいただけます。その場合は一回分の茶葉で、たっぷりお楽しみいただけます。夏場などに冷やしてお楽しみ頂く場合はヤカンなどで煮出してから冷水筒などで冷やすのもおすすめです。 ※ 普洱茶(後発酵)の特性上、重さが前後いたします。また、大紅柑の大きさによっても前後いたします。重量は参考値となります。ご了承ください。 ※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |