小班章熟茶 2019

10901.04

名称 小班章(章家三队)熟茶 2019年
産地 中国・雲南省傣族自治州勐海县布朗山乡章家三队寨
種類 黒茶・後発酵茶(熟茶)
等級 特級
茶水の色 茶水の色:ワインレッド
このお茶に適した茶器 蓋碗・ティーポット・マルチティーサーバー
標準的な湯温 100℃

布朗山の章家三队(隊)寨で作られた2019年の普洱熟茶です。

普洱茶に詳しい方であれば布朗山という茶山はご存知だと思います。ただし、この布朗山、実際にはかなりの広さを持つ地域を指します。(中国では山というと日本語で言うところの1つの山ではなく、多くは複数の山々、山系を意味します。)布朗山茶区の中でも最も奥地、一番近くの街から現代でも2〜3日かかって着くような最南(店主が訪れた際には地元、老班章の高老師の車でも勐海市街地から2日かかりました)、ミャンマー国境近くの山の上にある章家三队寨はその環境の良さ、卓越した製茶技術から「小班章」の名をもっています。

章家三队寨のお茶が称賛を得ているのは1つにその環境の良さです。布朗山の多くの村はそれほど標高の高い場所ではありませんが、この章家三队寨は標高1100mの山頂、山の上にあります。ミャンマーからの風は布朗山の中でも最南にある章家三队寨のある茶山にぶつかります。そのために雨や霧が多く、かつ、日照も十分にあり、お茶の栽培にはたいへん理想的な環境です。
この地の人たちは布朗山章家老寨から50年ほど前に居住してきました。元々が製茶を営む布朗族であったこともあり、移住後に茶樹を植え、茶園を作ります。章家三队寨の人たちは茶園管理に厳しく、茶樹の間は通常の茶園よりもずっと広く、大切に育てられています。
また、製茶技術に厳しいことでも知られています。鮮葉の摘み取りから製茶まで、他の地域とは比べ物にならないほど厳しく、技術にこだわり、真摯に取り組んでいます。
章家三队寨のお茶は普洱茶の王者と呼ばれる老班章とニュアンスが似ていること、その環境の良さ、製茶技術の高さから小班章とも呼ばれています。老班章ほどの強さや派手さはありませんが、その味わいや奥行きの深さ、余韻の長さなど、小班章の名にふさわしいお茶を作り続けています。
50年ほど前に居住してきた章家三队寨には古樹はありません。古樹普洱茶が人気の現在でも、小樹茶と呼ばれる樹齢30〜50年前後の茶樹から作られる章家三队寨の普洱茶は布朗山の中でも真っ先に買い手がつき完売してしまいます。

2019年の春に作られた普洱熟茶です。樹齢30〜40年と思われる茶樹から作られています。
棗香、花香といった複雑でありながら心地よい香りと、やさしい柑橘系の果汁を思わせるような甘く爽やかな、癖のない普洱熟茶です。甘味、酸味、ミネラル感のバランスが素晴らしく、とろりとした茶水は余韻も十分に楽しめます。実際、店主が味わって、その完成度の高さに驚いたほどです。

注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
d10901_04-50 50gパック ¥3,800

( 税込¥4,104 )


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d10901_04-100 100gパック ¥7,000

( 税込¥7,560 )


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