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広東入倉貢眉(寿眉) 2011

10127.02

名称 貢眉(寿眉)2011
産地 中国・福建省福鼎市(広東乾倉)
種類 白茶
等級 特級
茶水の色 茶水の色:橙色
このお茶に適した茶器 ガラス茶器(耐熱グラス・ポット)・蓋碗・茶壺
標準的な湯温 100℃

白茶は萌葉や若葉を丁寧に摘み取り、なるべく人の手が触れないように自然に酸化発酵をさせ(萎凋)、乾燥させるだけのシンプルな製法で作られるお茶です。欧米ではWhite Teaと呼ばれ、高級茶としても知られています。

白茶は去熱機能を持つと言われ夏向きのお茶と呼ばれます。香港や広東、台湾、東南アジアで愛飲されています。
他にも二日酔いや夏バテに対する改善機能や抗酸化物質、ビタミン、ミネラルを豊富に含むため美肌効果を持つとされ、中国では古くから不老不死のお茶とも呼ばれていました。
特にこの寿眉(貢眉)は香港、東南アジアで人々の生活を支えるお茶として親しまれてきました。日常的に健康を保つために欠かせないものとして白茶の中でもこの寿眉が親しまれています。

ひとくちに寿眉といっても様々です。中国茶の勉強をすると白茶の中で最も高く上質なものは白毫銀針、その次に白牡丹、寿眉は一番下のランクのものと言われていることを見かけますが、間違いではないものの正解でもありません。それぞれのお茶にはレギュレーションの違いがあることということで、実際、寿眉の品質の良いものは白毫銀針の低品質のものよりもずっと高価で珍重されています。昔から白茶を楽しむ人たちは、味わいの違い、成分の違い(製茶の際に使用する茶葉の部位がそれぞれ違います)、それによる効果の違いで使い分けています。

この貢眉は寿眉の中でも品質の高い、高山地帯で栽培されている地元の土着の品種から作られています。最近の白茶の品種である大白茶種といったものではなく、地元では土種と呼ばれる名前のない素朴な品種を使用しています。
2011年の春に製茶、その後、味わいを深めるために5年間熟成させています。このお茶の特徴はその熟成を製茶を行った福鼎ではなく、広東の乾倉で行っていることです。普洱茶では良く行われますが、白茶で広東入倉を行うものはあまりありません。

清涼感のある甘い香りと爽やかな紅茶を思わせる甘い味わいに後を引くような広東入倉ならではの味わいの深みが加わって、エキゾチックな甘いお茶に仕上がっています。土臭いといったような香りではなく、南国のフルーツのようなニュアンスを持つ甘い香りです。この香りが味わいと旨みを更に深いものにしています。

白茶は年月を経て更に美味しさも増してきます。ぜひ長くお楽しみいただければと思います。

注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
10127.02-30 30gパック ¥2,100

( 税込¥2,268 )


売り切れ 売り切れ
10127.02-50 50gパック ¥3,000

( 税込¥3,240 )


売り切れ 売り切れ