雲南毛峰と呼ばれる滇緑(雲南緑茶)です。また、その年の一番摘みは头春茶(頭春茶)とも呼ばれます。中国・雲南省南部の思茅にある標高1800m付近にある茶園で2025年2月17日に摘み取られました。 毎年ご紹介している雲南毛峰(今年は完売いたしました。ありがとうございます。)とは別の樹齢200年以上と思われる古樹から作られた緑茶です。茶葉の外観は色が濃く、古樹だけに新芽も大きいので、味わいの強そうなお茶に見えます。実は店主もそう思っていました。実際に味わってみると、毎年ご紹介している雲南毛峰とは別のタイプの、とても優しい、古樹ならではの味わいの奥行きのある、驚くほど美味しい緑茶でした。いつもご紹介している雲南毛峰が今年は格別の仕上がりであったこともあり、当初はご紹介する予定はなかったのですが、あまりの素晴らしさにご紹介することにしました。別格です。 スマートフォンなどで画像が表示されない場合はこちら 作り手さんから茶摘みが始まった際に送っていただいた写真をご紹介しています。茶樹の太さが、古樹であることを物語っています。台地茶、いわゆる茶畑のお茶ですが、この畑では化学肥料などは一切使わず、年に数回、下草を刈り、刈り取った草をそのまま土に還すことで肥料にしています。農薬ももちろん使用していません。この地域に限ったことではありませんが、古茶樹は台地茶であっても、とても大事に育てます。 古茶樹だけに濃い緑の大きな葉ですが、これは成長した茶葉というよりも、この古茶樹の葉がもともと大きいためです。その強そうな外観とは裏腹にとても優しく、甘い深い味わいです。ほっこりとした豆香からはじまり、柑橘香を伴った清らかな花香、緑茶とは思えないほどに広がる奥行きのある滋味、雑味のない爽やかな甘味。どれをとっても古茶樹らしく、古茶樹の凄さと優しさを感じることができます。 一般的に緑茶は低い湯温で楽しむとされていますが、この古樹雲南毛峰は高温で淹れていただいても美味しくお楽しみいただけます。低温から高温までお好みの湯温で楽しむことができます。むしろ高温で淹れた方が、その香りを十分にお楽しみいただけます。 また水出しや冷茶が素晴らしく美味しいことも、このお茶をはじめとした雲南緑茶の特徴です。暑い時期はぜひ冷たくしてお楽しみください。特有の甘味がここちよく、爽やかに楽しめます。また、一般的な緑茶と違い、長く保存していても味や香りの変化が起こりにくいお茶です。ゆっくりお楽しみいただけます。 毎年ご紹介している雲南毛峰が若々しい明るい美味しさであるならば、この古樹雲南毛峰は大人の、春の夜のような美味しさのお茶です。前回ご紹介した雲南毛峰をお持ちの方はぜひ飲み比べてお楽しみいただければ嬉しいです。 ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |