4年ぶりに宜興紅茶が入荷しました。 紫砂茶壺で有名な江蘇省宜兴(宜興)で作られる歴史ある紅茶です。 日々、緑茶を楽しむ地域が殆どと言って良い中国の中でも、この宜興では日常的にこの宜興紅茶が楽しまれています。ほっこりと、心がほぐれるような、寄り添うような優しさは、この宜興紅茶ならでは。このお茶が宜興の人たちに愛されている理由が分かります。 甘く優しい花果香は強すぎず弱すぎず、自然体。それに呼応するように、味わいもまた、素直で、優しい甘さが心地よく感じられます。ここ最近、主張するような強さのある紅茶が多い中、宜興紅茶のように自然体で楽しめる紅茶は貴重です。 宜興の地で代々、紫砂茶器とお茶づくりを行う一家の宜興紅茶です。紫砂作家として活動する家族、お茶づくりを行う家族、お互いに支え合いながら1つの家の中で暮らしています。家族が創った茶器で、家族が作ったお茶を楽しみながら日々を重ねていく、そんな素朴で甘い宜興の人たちの暮らしに寄り添うお茶です。 関連ブログ: |