雲南省の西双版纳勐海茶区で作られた普洱熟茶を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、焙煎、熟成を行ったお茶です。ここ数年、中国で徐々に流行りはじめ、様々な品質のものが流通するようになりました。 8月から10月にかけて収穫された青柑に宮廷級普洱熟茶を丁寧に詰め、何日もかけて低温で焙煎を行います。オレンジ色の陈皮(陳皮)普洱茶と違い、この青柑は香りが素晴らしく、その香りを損なわないよう細心の注意をもって行われます。 小さな果実です。ヘタの部分を除いて、1回で1粒、そのままでお楽しみください。非常に煎持ちが良く、1粒で1日中楽しむことができます。 近頃は天然のアールグレイ果汁を使った紅茶は少なくなりましたが、これはそれを思い出させるような素晴らしい香りと味わいを持っています。青柑の爽やかで品のある香りはもちろん、普洱熟茶の深みのある柔らかい旨味と甘味が普洱茶であることを忘れさせてしまうほどにバランスよく味わい深いお茶になっています。 果実、青柑の表面が白くなっている場合がございます。これは白霜、果霜、柑油晶などと呼ばれるもので、果実に含まれるブドウ糖や果糖が表面で結晶化したもので品質に問題はございません。安心してお楽しみください。これは品質の良い果実を使用しているために良く見られる現象です。 |