龍井茶と並ぶ中国を代表する緑茶です。非常に細かい芽と豊富な白毫、それに裏付けられる深みのある甘みと旨味が特徴的な名茶です。 碧螺春は浙江省蘇州の近くにある大きな湖、太湖に突き出すようにある洞庭山と呼ばれる地域が本来の産地とされています。しかしながら、本来の産地である洞庭山で作られる碧螺春はその評判の高さのせいか、近年は洞庭山以外の場所でも多く作られるようになっています。残念なことにそれらも洞庭碧螺春として流通している現状もあります。 白毫が見事な茶葉です。これは昔ながらの製法で熟練した作り手が作り上げるからこそのものです。茶葉は驚くほどに1つ1つが小さく、乾燥茶葉の状態でも非常に心地の良い高い香りが感じられます。 お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 お茶は透明感のある薄い金色。清らかで優しい蘭香が楽しめます。茶水が濁るのは白毫です。この白毫のおかげで爽やかで優しい、深みのある甘みと旨みが非常に強く感じられます。フルーティーさも感じられる碧螺春です。 発送は入荷後、5月26日頃を予定しております。 |