雲南省西双版納のミャンマー国境近くの山岳地帯では昔からお茶作りが行われています。普洱茶で知られる西双版納の中でも最も古い歴史を持つ易武のお茶は清代の頃は貢茶として、また、茶馬古道の起点として知られています。 易武の中でも上質な普洱生茶が作られることで知られる落水洞の喬木古茶樹から作られている普洱生茶です。落水洞では喬木(樹高の高い切り戻しを行っていない茶樹)の古茶樹は決して多くはありません。喬木の茶樹は美味しさが違います。深みのある複雑な味わいは喬木の古茶樹ならではです。落ち着きのある蘭香も素晴らしく、その味わいの深さを支えています。しっかりと萎凋を行った最近では珍しく丁寧な製茶を行い、昔ながらの石磨圧延で成形されています。 普洱生茶用に良く鍛えられた蓄熱性の高い紫砂茶壷が最適です。普洱熟茶に使用している紫砂茶壺の使用はお勧めいたしません。香りや味わいが濁ってしまいます。また、蓋碗やティーポットなどでも美味しく淹れることができます。なるべく蓄熱性のある茶器を使用してください。 蜂蜜のような艶やかな金色の透明度の高い茶水です。見事な甘い花香が感じられます。落水洞ならではの香りの良さ、高さを持っています。味わいはその香りのように優しく、甘く、そしてミネラル感もしっかりと感じられ、大変にバランスの良い普洱生茶に仕上がっています。未入倉の生茶らしいフレッシュさと蜜のような美味しさが楽しめる非常に良い仕上がりのお茶です。2018年の普洱茶ですが、この優しい味わいは萎凋をしっかり行った普洱生茶ならでは。現在はこの優しい味わいをそのままお楽しみいただけますが、3年を目安に味わいに深みが増してきます。そういった普洱生茶本来の熟成による変化もお楽しみいただけます。 大変美味しくバランスの良いお茶でありながら、お手軽な価格でこの品質、美味しさを持つ普洱生茶はなかなか出会えません。この普洱生茶は中国で高名な普洱茶専門家である私の師が技術指導、鑑定を行っている関係で入手することができました。大変コストパフォーマンスの高い上質な普洱茶です。この価格帯の他の普洱茶と比べても別格の美味しさです。 1枚約200g 2018.4.28 製造 ※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 販売価格(税別)
¥6,800
( 税込¥7,344 ) 在庫状態 : 売り切れ
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