雲南省西双版納のミャンマー国境近くの山岳地帯では昔からお茶作りが行われています。普洱茶で知られる西双版納の中でも最も古い歴史を持つ易武のお茶は清代の頃は貢茶として、また、茶馬古道の起点として知られています。 易武の中でも上質な普洱生茶が作られることで知られる落水洞で作られた2021年の晒紅(雲南紅茶)です。ただし通常の雲南紅茶(滇红)とは違い、天日乾燥、つまり火を使わず全て太陽のちからを使用して作られています。
一般的な製法の滇红とはまた違う、素朴で優しく、それでいて茶樹の力強さも感じるお茶です。時間の経過と共に、より甘く深み増す香りと味わいは晒紅ならではのものです。今の美味しさはもちろん、数年後もまた楽しみなお茶です。瑶族の作り手がていねいに作ったお茶です。 ティーポットで、中国式であれば茶壷や蓋碗で淹れてください。 |