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湯亜嬌 大紅袍 檠灯進爵

A07.33

名称 檠灯进爵(檠灯進爵)
作家名 汤亚姣(湯亜嬌)
産地 中国・江蘇省宜興市
種類 紫砂茶壷
素材 原矿大红袍
サイズ 約120ml
この茶器に適したお茶 武夷岩茶、鳳凰単叢など

原矿大红袍を使用した国家級工芸美術師(国家级工艺美术师)の汤亚姣(湯亜嬌)による作品です。
日本では湯亜嬌の作品をはじめてご紹介いたしますが、数々の賞を受賞し、いくつもの美術館にその作品が展示されるなど、その技術とセンスが高いことで知られている作家です。
紫砂茶壷の大家である范泽锋の弟子となり、名門、龍徳堂に所属を許され、現在は范泽锋の指導のもとで作品作りをおこなっています。当然ではありますが、着色や型などは一切使わず全て手作りで作品をつくっています。

紫砂作家の国家級工芸美術師などといった肩書きだけで高値がついてしまう作家、作品と違い、硬く、上質な土を操ることの出来る技術力、狂いのない均整の採れた造形を作り出せる作家、体現した作品は、実はなかなか存在しません。
写真をご確認いただければ分かるように、非常に洗練された歪みのない造形です。また、出水も大変美しいのも特徴です。一般的な紫砂作家の作品とは一線を画す作品です。

大紅袍というと岩茶を連想しますが、実は紫砂の泥料にもその名前が使われています。明・清代から伝わる伝統的な泥料の1つですが、非常に産出量が少ないこと、扱うにはかなりの技術が必要とされるということなどがあり、今では殆ど見られなくなりました。
大紅袍を使用した茶壺はもちろん偽物もあります。紫砂の泥料の中ではトップクラスの硬度を持ち、焼成時の収縮度も一般的な泥料よりも大きいため、技術の高くない作家には扱えないものですが、着色した全く違う泥料を大紅袍と偽ったり、混ぜものをして柔らかく扱いやすくした大紅袍を使用した作品も残念ながら流通しています。
本来の大紅袍は一般的な紫砂泥料の吸水率が3~5%と言われているのに対して大紅袍は1%前後です。非常に硬度が高く、艷やか、お茶の味わいが非常に清らかに出る、朱泥系の泥料の中では最高品質とされています。

紫砂作家の国家級工芸美術師などといった肩書きだけで高値がついてしまう作家、作品と違い、硬く、上質な土を操ることの出来る技術力、狂いのない均整の採れた造形を作り出せる作家、体現した作品は、実はなかなか存在しません。
写真をご確認いただければ分かるように、非常に洗練された歪みのない造形です。

また、現在は紫砂泥の採掘井が政府によって閉鎖されています。そのため、紫砂茶壷の原料である紫砂泥の価格が高騰し、本来は茶器に使用されるべきではないような土も使用して作られることが多々あります。安価な紫砂茶壷はそのような原料を使用している可能性が高いだけでなく、土質が柔らかいため、相当な時間をかけてもなかなか美味しくお茶を入れることができるまでには育ちません。
范泽锋が龍徳堂で所有する紫砂泥を既に確保しているため、そこに所属する湯亜嬌も非常に上質な紫砂泥を使用して作品を作っています。また、その技術力の高さから硬い土質のままで作り上げることができるため、とても硬度の高い茶壷になっています。彼女の茶壷は数回の使用で茶壷に香りや味わいが取られてしまうことなく、美味しくお茶を淹れることができます。

証明書、専用箱付きです。

販売価格(税別)
¥82,000

( 税込¥90,200 )

在庫状態 : 売り切れ
売り切れ
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