中国を代表する銘茶、蒙頂甘露です。 このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。 この蒙頂甘露は蒙頂山茶区の標高800~1000m付近で栽培されている茶樹を2012年3月20日に摘み取り、製茶されています。 モスグリーンと白亳の白が混ざった美しい茶葉で、大きさも細かく揃った美しい茶葉です。白毫というのは茶葉の先端についている芯芽のことで、紅茶ではシルバーチップなどと呼ばれる希少な芽の先端部分です。緑茶では一般的に白毫が多い方が良いとされ、この先端部分は甘さや柔らかさ、旨みなどを多く持っています。 お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 そうして淹れたお茶は透明感のある薄い金色をしています。花の香りと丸く甘い芳醇な味と合わさって、とても品のある美味しい緑茶です。煎持ちもよく、上手く淹れれば10煎以上楽しむことができます。 また、この蒙頂甘露は高めのお湯で淹れることもできます。90~95℃でさっと抽出した蒙頂甘露は爽やかな甘さと苦みを持ったお茶になります。気分に合わせて淹れ方を変えることで全く違うお茶のように楽しむこともできます。これは上質な蒙頂甘露だけができる楽しみ方です。 まさに「甘露」と呼ばれる濃厚な甘いお茶をぜひお楽しみください。 ※ 製作り手の異なる完全手作りの手工 明前 蒙頂甘露もございます。 ※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。 ※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。 |