名称 |
白毫银针(白毫銀針) |
産地 |
中国・福建省福鼎市磻渓鎮 |
種類 |
白茶 |
等級 |
特級 |
茶水の色 |
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このお茶に適した茶器 |
ガラス茶器(耐熱グラス・ポット)・蓋碗 |
標準的な湯温 |
90〜95℃ |
白茶で有名な産地、福建省福鼎といっても結構広い範囲になります。その福鼎の中でもいくつかの産地に分かれています。有名なところでは点头镇、太姥山镇、白琳镇、磻溪镇、管阳镇といったところでしょうか。一般的に有名なのは太姥山ですが、最も品質が良く、味わいが良い産地は磻溪と言われます。
磻溪镇の白茶の品質が良いと言われるのには、その環境にあります。
今でこそ道路が整備されてアクセスしやすくなりましたが、10年ほど前までは山奥にある磻溪镇へのアクセスは本当に大変な状態でした。悪路を通ってようやくたどり着くような場所にあり、また他の産地よりも標高の高い山の中にあります。そのような環境のおかげもあり、磻溪镇は昔のままの環境を保ってきました。今でも他の産地よりもずっと山深い地域です。
その磻溪で2020年の春に作られた白茶、白毫銀針です。
熟練した作り手が作った白毫銀針で、作られた当時も十分に美味しいお茶でしたが、年月を経てより美味しくするために北京の姉妹店茶倉庫にてゆっくりと寝かせてきました。産地などの南方で保管する場合、陳香がつく熟成をしてしまうため、北京保管を選んでいます。そのおかげで、きれいな甘い花香を持つ白毫銀針に育ちました。
お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。
湯温は少し低めの90〜95度が一般的ですが、雑味のない品質の高い茶葉ですので高温で淹れていただいても全く問題ありません。より甘い香りを楽しんでいただけます。
また、水出しでもお楽しみいただけます。
年月を経て更に美味しさも増してきます。ぜひ長くお楽しみいただければと思います。
2020年春茶
同じ産地の寿眉との飲み比べもおすすめです。
磻渓寿眉 2010
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