福建省政和里洋の野生茶樹、樹齢80年を超えると思われる古茶樹から作られた白茶です。通常は葉の大きい政和大白茶種から作られますが、この政和工夫紅茶は小葉の在来種から作られています。昨年ご紹介した荒野政和白牡丹がとても美味しく、また、大変ご好評をいただきました。今年は作り手さんのご好意で昨年よりも更に良い品質、2026年産で最も美味しく高品質の「牡丹王」を昨年と同価格にてご提供させていただきます。 通常、福建省の白茶は大白茶種、大毫種と呼ばれる品種から作られます。白茶の国家標準でもこの品種が指定されています。しかしながら、この品種は1960年代に品種改良されたもので、それ以前の宋代から民国時期まではこの小白茶種(地元では白毛茶と呼ばれています)から作られていました。 政和の中でも里洋は山深い場所にあります。山の麓に小さな集落があるのみで、大変厳しい山を登っていきます。すでに使われていない廃道を登り、ほとんど頂上という場所、標高1300mを超えたあたりの場所に小葉在来種が点在しています。この白牡丹はその野生在来種から作られています。 当店が福建省政和でお世話になっている作り手さんは家族だけで製茶を行うような小さな製茶場のため、全て手作業で製茶を行います。このような小さな家族単位の製茶場だからこそ、野生在来種での白茶作りが可能です。大きな企業の場合は一度に製茶する際の鮮葉の量を必要とするため、通常は大白茶種、栽培された政和大白茶種を使います。地元では大白茶種の味わいよりも小葉在来種の方が評価が高く(地元の人ははっきりと大白茶種は美味しくないと断言するほどです)これも小規模家庭製茶場の強みです。機械を一切使わず、人の手と自然のちからで作られています。 とろとろの茶水と優しい麦芽糖のような甘味、深く優しくしっかりとした余韻、優しい野生茶樹ならではの底知れない滋味、ミネラル感。静かな凄さをもった白牡丹です。舌ではなく、からだで味わう、沁み入るような、政和らしい寄り添うような優しさを持った白茶です。この優しい味わい、静謐なバランスは福鼎などには見られず、政和の、かつ、野生茶樹ならではのものです。 2026年4月5日製茶 ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |




