2019年の野生白牡丹をご紹介いたします。大量生産ができない貴重な野生白茶です。 白茶は萌葉や若葉を丁寧に摘み取り、なるべく人の手が触れないように自然に酸化発酵をさせ(萎凋)、乾燥させるだけのシンプルな製法で作られるお茶です。欧米ではWhite Teaと呼ばれ、高級茶としても知られています。 白茶は去熱機能を持つと言われ夏向きのお茶と呼ばれます。香港や広東、台湾、東南アジアで愛飲されています。 山の中に群生している茶樹から摘みとって作られた白茶です。険しい山中をまわり、1枚1枚手摘みをするのも大変な作業ですが、栽培されている茶樹と違い、その美味しさは段違いです。茶樹の力が強く、優しく、深みのある、素晴らしい白牡丹に仕上がりました。優しい甘味が非常に強く、栽培品種にはないとても優しい味わいです。 お茶の香りや形状を楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 繊細な花の香りを感じるお茶です。粘性のある茶水はしっかりと、爽やかな、そして深みのある甘味があります。また、茶樹の力強さを感じさせるようなミネラル感もあり、大変に上質で美味しい白茶です。 白茶は年月を経た方がより柔らかく旨味を増していくお茶です。後熟成による柔らかな美味しさをゆっくりとお楽しみいただけます。この白牡丹は2019年の明前に摘み取り、製茶した茶葉を1年間じっくりと後熟成を行いました。品質、美味しさにこだわる方におすすめです。 |