名称 |
福禄玉蛇 |
作家名 |
陳宗宝(陈宗宝) |
産地 |
中国・江蘇省宜興市 |
種類 |
紫砂茶壷 |
素材 |
原砂紫泥 |
サイズ |
190ml |
この茶器に適したお茶 |
青茶・烏龍茶・黒茶・紅茶 |
国家級助理工芸美術師(国家级助理工艺美术师)の陳宗宝による福禄玉蛇です。
陳宗宝はここ数年その技術力の高さから評価を上げてきた若手作家です。
紫砂茶器では有名な龍徳堂に所属しています。龍徳堂は紫砂茶壷の大家である范泽锋や、人気の高い国家級工芸美術師(国家级工艺美术师)の湯宣武などが所属する工房で、その技術の高さには定評があります。
陳宗宝の師である范泽锋の作品は既に日本円にして数十万〜数百万円という値がついています。この作品も范泽锋の監修の下で作成されています。
紫砂作家の国家級工芸美術師などといった肩書きだけで高値がついてしまう作家、作品と違い、硬く、上質な土を操ることの出来る技術力、狂いのない均整の採れた造形を作り出せる作家、体現した作品は、実はなかなか存在しません。
写真をご確認いただければ分かるように、非常に洗練された歪みのない造形です。
また、現在は紫砂泥の採掘井が政府によって閉鎖されています。そのため、紫砂茶壷の原料である紫砂泥の価格が高騰し、本来は茶器に使用されるべきではないような土も使用して作られることが多々あります。安価な紫砂茶壷はそのような原料を使用している可能性が高いだけでなく、土質が柔らかいため、相当な時間をかけてもなかなか美味しくお茶を入れることができるまでには育ちません。
陳宗宝は所属する龍徳堂が紫砂泥を既に確保しているため、非常に上質な紫砂泥を使用して作品を作っています。また、その技術力の高さから硬い土質のままで作り上げることができるため、とても硬度の高い茶壷になっています。彼の茶壷は数回の使用で茶壷に香りや味わいが取られてしまうことなく、美味しくお茶を淹れることができます。
証明書、専用箱付きです。
また、紫砂茶壷のお手入れ方法などの詳細をお付けしております。
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