白茶は萌葉や若葉を丁寧に摘み取り、なるべく人の手が触れないように自然に酸化発酵をさせ(萎凋)、乾燥させるだけのシンプルな製法で作られるお茶です。欧米ではWhite Teaと呼ばれ、高級茶としても知られています。 白茶は去熱機能を持つと言われ夏向きのお茶と呼ばれます。香港や広東、台湾、東南アジアで愛飲されています。 白茶のほとんどは福建省で作られますが、鈴茶堂では雲南省の白茶も選びました。理由はおいしさです。 この雲南白茶は雲南省南部の思茅の標高1800m付近にある茶園で2013年3月中旬に摘み取られました。無農薬栽培の茶樹から丁寧に摘み取り、製茶されています。 お茶の香りや形状を楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 福建白茶には少し青い香りを持つものが多く、その香りが苦手という方も多いと思います。 思芽に住む少数民族の作り手さんが丁寧に作った白茶です。2013年に摘み取り、丁寧に製茶したものを現地茶倉でゆっくりと寝かせて熟成させました。白茶は時間を経て、じっくりと熟成させた方がより甘く美味しくなるお茶です。深みのある甘味、味わいをお楽しみいただけます。 |