高山鳳凰単叢 烏東 楊梅香 2026
| 名称 | 鳳凰単叢 楊梅香 |
| 産地 | 中国・広東省潮州市凤凰山乌岽村 |
| 種類 | 青茶・烏龍茶(半発酵茶) |
| 等級 | 特級 |
| 茶水の色 | |
| このお茶に適した茶器 | ティーポット・蓋碗 |
| 標準的な湯温 | 100℃ |
ヤマモモの実を思わせる、甘く香りの良い鳳凰単叢です。蓋を開けたときから果実の香りが立ちます。先日の鳳凰単叢試飲茶会でも、香りと味わいが高く、大変人気の高い鳳凰単叢でした。現地でも、今年の烏岽で作られた楊梅香のなかでも、このロットは特に特別に良い出来だと絶賛されていました。烏岽に育つ茶樹と、作り手、焙茶师傅のちからが揃って、この素晴らしい楊梅香が生まれました。2026年春茶の中ではイチオシの鳳凰単叢です。
楊梅香は、成茶が楊梅(ヤマモモ)の実に似る果実香から付いた香型です。日本ではあまり見かけない香型で、当店でも今回が初めてのご紹介です。烏岽の高山茶区、烏岽村で長く大切に育てられてきた樹齢60年ほどの茶樹から作られています。
烏岽村は、鳳凰鎮の北西、烏岽山の東面の山腹にあります。有名な産地としての山の名は、この村の名前からつけられました。村は1000m前後の場所に位置し、雲霧が多く、森林が厚い土地で、山韻が出やすい名産地と言われています。もともとは、山の麓に住む村人が茶摘みに登って泊まる茶寮でしたが、後に定住して村になりました。鳳凰山は畲族の発祥の地とも言われ、お茶作りの歴史が大変古い場所です。
湯温は100℃位がお勧めです。蓋碗やガラスや陶磁器のポットなどでお楽しみください。ティーポット、中国式であれば蓋碗の使用が適しています。茶壷を使ってもおいしく淹れられますが、鳳凰単叢の場合は茶壷に香りと美味しさを吸収されてしまうことが良くありますので鳳凰単叢用に「鍛えた」茶壷を使用するなどしてください。
火入れは二次火です。毛茶を乾かしたあとの炭焙を2回かけています。強すぎない加減で、果実香が綺麗に楽しめる火入れになっています。甘味、複雑なミネラル感、底が知れないほど深く優しい滋味。香りだけでなく、その香りとのバランスも非常に良く、絶品という言葉がふさわしい鳳凰単叢です。
当店の鳳凰単叢はこの楊梅香に関わらず、昔ながらの伝統的な製法によるものです。最近、日本で流行っているような電気による焙煎や、火入れの浅い、口に含んだ時に香りを強く感じるような派手な鳳凰単叢ではありません。身体の中から香りと味わいが戻ってくるような、舌ではなく身体で楽しむ、はっきりした山韻を持つ鳳凰単叢です。その分、香りだけでなく、味わいも深く、煎が効き、時間の経過と共により美味しく変化していくクラシカルな鳳凰単叢です。
2026年春茶
鳳凰単叢の高山表記について:
鳳凰単叢の産地では高山とされる産地はその中でも低い場所では標高650m以上の地域を指しますが、これは単純に数値だけで決められるものではありません。その環境、地形などから判断して高山地区と判断されます。当店の高山表記は標高の高さだけではなく、現地で高山地区とみなされるかどうかで表記を行っております。
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