かつて四川の重慶(現在は四川省ではなく重慶直轄市)には重慶茶廠という沱茶を作る会社がありました。品質がとても良く、80年代前半に行われたモンドセレクションで金賞を受賞したこともあり、大変な人気を博しました。 この沱茶は1988年に四川省峨眉山で作られました。以来、北京郊外の普洱茶を専門に扱う茶商の倉庫にて大切に保管されていたもので、保管状態は大変良い状態です。35年以上の年月を経た、かつ、経路がはっきりと分かっている貴重な沱茶です。このような老茶に出会えることは、今では大変難しくなっています。 峨眉山で作られているため、現在の沱茶のように大葉種を使ったお茶ではありません。小葉種を使って作られています。 今のお茶にはない滋味、旨味を感じていただけます。かなりの老茶のため華やかさはありませんが、本物の老茶だけが持つ奥行きの深さは今のお茶には真似ができません。麦卢卡香(マヌカ香)と例えられる、ウッディな陳香と、「お茶」を超えた、身体に沁み入るスープのような深みのある柔らかな滋味は長い年月を経た、小葉種の老茶だけがもつ味わいです。 1988年 重慶沱茶製(峨眉沱茶) 100g装 ※ 製造時には1個100gとして作られていますが、熟成のため概ね90g前後になっています。 ※ 茶葉の中に籾殻、髪の毛などの異物が混入している場合がございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。また、パッケージに傷みがあります。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 販売価格(税別)
¥48,000
( 税込¥51,840 ) 在庫状態 : 在庫僅少
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