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2013年 貢級 明前 蒙頂甘露

10808.3

名称 蒙顶甘露(蒙頂甘露)
産地 中国・四川省雅安市名山県蒙頂山茶区
種類 緑茶
等級 贡级(貢級)
茶水の色 茶水の色:金色
このお茶に適した茶器 ガラス茶器(耐熱グラス・ポット)・蓋碗
標準的な湯温 70~95℃

中国を代表する銘茶、蒙頂甘露の中でも最高品質のものです。

このお茶の産地である蒙頂山(蒙山)は世界で最初に茶樹の人工栽培がおこなわれた場所です。その歴史からも分かるように、この蒙頂山でとれる上質なお茶は唐代から清代末まで皇帝献上茶として、その名を馳せてきました。
甘露という名が表すように他の地域にはない蜜のような甘さを持つ緑茶です。

この蒙頂甘露は蒙頂山主峰の標高1200m付近で栽培されている茶樹を2013年3月20日に摘み取り、製茶されています。

深緑を基調とした茶葉に白毫の白がまぶしたような、まるで銀粉のような最高級の蒙頂甘露です。白毫というのは茶葉の先端についている芯芽のことで、紅茶ではシルバーチップなどと呼ばれる希少な芽の先端部分です。緑茶では一般的に白毫が多い方が良いとされ、この先端部分は甘さや柔らかさ、旨みなどを多く持っています。
非常に細かい茶葉で、これ以上小さな葉を摘むのは難しいのではないかと思うほどの大きさです。滅多に出会えないような最高品質の蒙頂甘露ができました。

お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。

一般的に緑茶は低い湯温で楽しむとされていますが、この作り手の緑茶は非常に品質が高く、高温で淹れても雑味がありません。低温から高温までお好みの湯温で楽しむことができます。
とろみのある金色のお茶です。濁ったお茶のように思われるかもしれませんが、この濁りは白毫(シルバーチップ)です。通常のものよりも上質で非常に細かい白毫のため、かなり目の細かい茶漉しをお使いいただいても取り除くことが難しい小ささです。そのため、茶水が濁ったように見えてしまいますが、白毫を取り去ったあとのお茶は見事な透明度を有しています。白毫による上質な甘さを存分に堪能していただけます。
ナッツのような乳香と蘭香があります。上品な甘味と、塩気を感じるような自然で複雑な奥行きのある美味しさがあります。飲み終えたあとの余韻も長く、一般的な蒙頂甘露とは次元が違うと言わざるを得ないような、凄さを感じさせる美味しさです。煎持ちも非常に良い蒙頂甘露です。

飲み終わった後の茶殻も是非お楽しみください。中国茶では飲み終えた後の茶葉を鑑賞して楽しみます。若草色の柔らかく、幼い萌葉は熟練した摘み子さんが丁寧に摘み取り、ベテランの製作り手が高い技術力を持って丁寧に製茶しているのが分かります。とても柔らかい茶葉ですので、茶殻をお召し上がりいただくこともできます。その場合は最後まで煎を重ねてしまうのではなく、少し味わいを残した状態がお勧めです。(最後まで抽出してしまうと味わいがなくなります)味付けをする場合はお好みでポン酢などを少量加えてみてください。

※ 等級違いの特級 蒙頂甘露、これらをセットにした蒙頂甘露テイスティングセット蒙頂緑茶セットもございます。

※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。

※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。

関連ブログ:
蒙頂山 茶業訪問
蒙頂山 茶農家訪問

四川省雅安市は4月19日に大地震が発生して大きな被害が出ておりますが、このお茶は震災前に製茶、輸入されたものです。幸い、現地関係者に大きな人的被害はありませんでしたが、建物の一部崩壊などが発生し、今も懸命に復旧作業に努めています。鈴茶堂では出来る限りの支援を行っていきます。

注文番号 タイトル 販売価格(税別)
在庫状態 数量 単位  
10808.3-20 20gパック
オプションを指定してください。
缶入り装丁(中・大)
¥1,700

( 税込¥1,836 )


在庫僅少 売り切れ
10808.3-30 30gパック
オプションを指定してください。
缶入り装丁(中・大)
¥2,500

( 税込¥2,700 )


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