雲南省の有名な普洱茶の産地の1つに易武があります。一口に易武といっても、その地域はかなり広く、その中でいくつもの村や地名によって分かれています。刮風寨はラオス国境に近い場所にあります。かなりの奥地というだけでなく、未舗装のダートを2時間近くも走らないとたどり着けない秘境というような場所です。 2021年に中国国内の友人茶商と当店現地スタッフが現地に赴き、共同で現地で昔から製茶を営む瑶(ヤオ)族の茶農家に依頼、作った普洱生茶です。 刮風寨のお茶はいくつかの茶区に分かれています。主に家边树(刮風寨集落周辺)、白沙河、茶坪、茶王树、冷水河です。その中でも最も奥地にあり、原生林が深く厳しい茶王树にある茶樹から作られています。訪れるだけでも大変な刮風寨集落から、更に数時間、原生林の中を進んで、ようやく辿り着く場所にあります。 品格のある花の香り、粘性のある茶水は茶王树のお茶らしい天の恵みのようなミネラル感、複雑でありながら、優しく奥行きのある味わいで、寄り添うような、それでいて凄さも感じさせるような普洱生茶です。蜜のような甘味、しっかりと感じられる回甘、山野気も強く、易武のお茶、刮風寨の美味しさを再認識できるようなお茶になっています。 普洱茶は時間の経過と共に表情を変えます。特に3年を経過した上質な普洱茶は深みを増し、お茶とは思えないほどに美味しく変化していきます。香りもより増してくるのも、上質な普洱茶の特徴です。 普洱生茶用に良く鍛えられた蓄熱性の高い紫砂茶壷が最適です。普洱熟茶に使用している紫砂茶壺の使用はお勧めいたしません。香りや味わいが濁ってしまいます。また、蓋碗やティーポットなどでも美味しく淹れることができます。なるべく蓄熱性のある茶器を使用してください。 2021年春茶 200g餅茶(熟成状態によって前後します) 中国国内販売分も完売となったため、最終入荷となります。 ※ 普洱茶(後発酵)の特性上、重さが前後いたします。重量は参考値となります。ご了承ください。 ※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 販売価格(税別)
¥23,000
( 税込¥24,840 ) 在庫状態 : 売り切れ
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