広西チワン族自治区桂林の近くに龍脊棚田があります。チワン族(壮族)の人々が、険しい山に逆らわず、開拓していった見事な棚田をみることのできる素晴らしい場所です。標高900m付近にある山の茶畑で、この漓江毛尖は作られました。チワン族の人たちが大切にする茶樹から丁寧に作った、今年の一番茶です。今年は春の訪れが早く、2021年2月17日に茶摘みが行われています。 この地域には龍脊四宝と呼ばれるものが伝えられています。それは米、酒、唐辛子、そしてお茶です。この地の人々は昔からお茶を作り続けてきました。このお茶は清代においては皇帝への献上茶ともされています。日本ではあまり知られていませんが、この地域では伝統的にお茶を作り続けてきました。 お茶の香りを楽しむためにガラス茶器(耐熱グラス・ポット)や蓋碗をお勧めします。現地では耐熱ガラスのグラスを使って翠の美しい茶葉を眺めながら楽しみます。 優しい豆香と花香、爽快さを感じる優しい甘い味わいが心地よく楽しめます。 飲み終わった後の茶殻も是非お楽しみください。中国茶では飲み終えた後の茶葉を鑑賞して楽しみます。若草色の柔らかい葉は弾力があり、とても丁寧に製茶されているのが分かります。とても柔らかい茶葉ですので、茶殻をお召し上がりいただくこともできます。 品種:乌牛草(烏牛草) |