中国・広西チワン族自治区龍勝各族自治県桂林龍脊の野生古茶樹から作られた紅茶です。 観光地となっている龍脊棚田景区の山の反対側で製茶は行われています。大変に厳しい山道をのぼった山の上、雲海が見下ろせるような場所でお茶づくりが行われています。現在でも道がきちんと整備されていないため、普通車では辿り着けないような場所にあります。大変に不便な場所ですが、自然のままの美しい環境が残されている地域でもあります。 この紅茶はこれらの茶樹から作られました。私達が普通に思うような「茶畑」ではなく、山の斜面に昔から育つ、そして代々大切にしている野生茶樹です。茶摘みの際だけハシゴをかけます。それ以外は何も人の手は入りません。 優しい蜜香の紅茶です。パッションフルーツを思わせるような柔らかい果実のような甘味を感じるお茶です。果実のような爽やかで優しい味わいの裏には圧倒的な滋味があります。奥行きが深い、底が見えないような厚みのあるうまみは古樹ならではの味わいです。最近の主張の強い味わいの紅茶ではなく、優しく沁み入るような味わい。それでいて、ただものではない奥行きの深さを見せる、まさにこの地の古樹ならではの、他に代えがたい美味しさを持つ紅茶です。 茶樹を弱らせないため、この紅茶は毎年製茶を行ってはいません。2年おきの春のみ製茶が行われます。 2022年春茶 ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |