2023年 易武 銅箐河

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名称 2022年 銅箐河(铜箐河)
産地 中国・雲南省西双版纳勐腊瑶族瑶族自治乡铜箐河(未入倉)
種類 普洱茶
等級
茶水の色 茶水の色:金色
このお茶に適した茶器 茶壷・蓋碗・ティーポット・マルチティーサーバー
標準的な湯温 100℃

雲南省の有名な普洱茶の産地の1つに易武があります。一口に易武といっても、その地域はかなり広く、その中でいくつもの村や地名によって分かれています。銅箐河(同慶河とも呼ばれます)はその易武の中でも訪れるだけでも大変な地域で、その分手つかずの自然が残っている地域です。

2023年4月1日 銅箐河

銅箐河へ行く道の半分は、このような川になっています。この川を辿ってたどり着く原生林の中に点在して茶樹が育っています。この地域は過去に製茶を行っていた集落があったものの消滅し、そのまま放置され、今では原生林の中に茶樹が混在している銅箐河特有の状態となっています。

2023年は中国国内の友人茶商と当店現地スタッフが現地に赴き、共同で現地茶農家さんに依頼、銅箐河の普洱茶を作ってきました。

2023年4月1日 銅箐河

行けるところまではバイクで向かいます。それでも全行程の半分も進むことができません。基本的には沢登り状態で向かいます。
店主も過去に訪れたことがありますが、訪れるだけでも大変な場所です。川の中をバイクで進むことも大変ですが、沢登りも更に大変でした。とはいえ、この川はお茶作りには重要な要素になっています。
普洱茶の製茶では、山深い場所で摘み取られた鮮葉をいかに良い状態を保ったまま製茶できる場所まで運ぶことができるかということはとても大事なことです。銅箐河の場合はこの川を利用し、周囲に自生している芭蕉の葉で鮮葉を包み、川で運びます。
沢登りを終えても更に数時間山の中を登っていきます。銅箐河はたどり着くだけでも大変な場所で、そういった事情からも銅箐河のお茶を茶摘みから一貫して作る茶農家、茶業は決して多くはありません。実際、銅箐河のお茶作りは、現地までの行程の厳しさから避けることも多いです。

2023年4月1日 銅箐河

樹齢50年程度と思われる銅箐河の茶樹から作られています。
2023年4月1日に摘み取り、製茶は日が変わった4月2日に行われています。(荒茶)

3ヶ月が過ぎてだんだんと落ち着いてきました。(普洱茶は落ち着くまで、まずは製茶後3ヶ月と言われることが多いです。)2023年7月の時点でも見事な花蜜香が感じられます。非常に清らかで高く、今後が楽しみな香りです。
味わいは銅箐河らしい粘性と野生味というにふさわしい強いミネラル感がしっかりと感じられます。さらりとした甘みに加えて、銅箐河特有の苦味が甘みに転化し、複雑な甘みと滋味を感じさせます。(この銅箐河特有の苦味は、日本語で言う「苦い」ではなく、ミネラル感の塊のような味わいです。)飲み終えたあとの余韻がとても長いのも銅箐河の特徴です。

普洱茶は時間の経過と共に表情を変えます。特に3年を経過した上質な普洱茶は深みを増し、お茶とは思えないほどに美味しく変化していきます。香りもより増してくるのも、上質な普洱茶の特徴です。
1年後、3年後、5年後、10年後が楽しみな銅箐河です。
フレッシュな味わいと共に、時間の経過による変化もお楽しみいただければと思います。

普洱生茶用に良く鍛えられた蓄熱性の高い紫砂茶壷が最適です。普洱熟茶に使用している紫砂茶壺の使用はお勧めいたしません。香りや味わいが濁ってしまいます。また、蓋碗やティーポットなどでも美味しく淹れることができます。なるべく蓄熱性のある茶器を使用してください。
黒茶ですので洗茶は必要です。洗茶は1回行ってください。1煎目は軽めの抽出からはじめて、お好みに合わせて抽出時間を調節してください。

2023年春茶 200g餅茶(熟成状態によって前後します)

※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。

※ 商品名が銅青河となっていますが、正しくは銅箐河です。外部決済システムの対応文字コードの関係上、商品名のみ文字を変更しています。

販売価格(税別)
¥23,000

( 税込¥24,840 )

在庫状態 : 売り切れ
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詳しいプーアル茶の飲み方・保存方法(複数ご注文の場合でもお届け先1件につき1部となります)
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