2023年の春に作られた雲南白茶です。1枚200gの小餅にしています。 冰島といえば普洱茶に詳しい方はご存知のように大変上質な普洱茶が産出されることで知られる名産地の1つです。現在、普洱茶で最も高値をつけているのはこの冰島といっても過言ではないほど人気の高いお茶が作られています。この地域は雨が少ないため、他の地域よりも香りが強く、味わいもしっかりとしたお茶になります。また古茶樹が多いことでも知られています。標高の高い(平均1800m)地域で数百年以上生きてきた茶樹から作られるお茶の香り、味わいは他の地域にはなかなか見られない香り、味わい、そして底力があります。 2022年は現地作り手さんにお願いして、この地域で大切に守られてきた樹齢300年を超えると思われる古樹から晒紅を作っていただきました。(冰島古樹晒紅 2022) 白茶は時間が経過した陳年のお茶の方がより美味しく、味わいが深くなります。1年目はお茶、3年目は薬、7年目は宝と例えられる言葉もあるほどです。とはいえ、普洱茶などと同じく、元々の茶葉の状態が良く、後熟成に耐える品質を備えたものではないと、年月をかけても味わいがよくなることはありません。大変に上質な白茶であることから、長期熟成を視野に固形茶へ加工されています。実際、固形茶にする際に散茶を軽く蒸すことで固形茶へ加工しますが、この蒸す工程は普洱茶と同様にお茶の味わいに大きく影響します。固形茶は散茶よりも、より柔らかく味わい深くなります。 優しい花香が楽しめます。味わいは果汁のような爽やかで滋味深い甘味が印象的です。少し粘性のあるとろっとした茶水はミネラル感も合わさり美味しい果汁のような爽やかな白茶です。煎持ちも良く、通常の白茶よりもずっと、じっくりと楽しむことができます。 2023年春茶 ※ web会員様および数量限定の先行予約は終了しました。 ※ 滅多にはありませんが、茶葉の中に籾殻などの異物が混入している場合もございます。これは現地において完全手作業で作られたために起因するもので、品質に影響するものではございません。ご了承いただける方のみ、お求めいただけますようお願いいたします。 |