古茶樹で有名な雲南省南糯山の樹齢150年以上の茶樹から作られた、上質な古樹滇红(雲南紅茶)を茶枝柑と呼ばれる果実の中に詰め、熟成を行ったお茶です。当店でも大変人気のある新会柑 珍珠青柑の紅茶版です。 現在中国では青柑のお茶が流行っている関係で、その紅茶版も見られるようになりました。ただし、紅茶の場合はレモンを使用していることが殆どで、青柑のような優しい爽やかな香りを楽しめることが少ないという状態です。紅茶本来の味わいや風味を損なわず、レモンではなく、青柑の優しい香りも楽しめるお茶を目指して作られました。 北京の有志茶商と企画、製造した、こだわりのお茶です。8月から10月にかけて収穫された無農薬栽培の青柑に、2016年の古樹滇红(雲南紅茶)を使用しています。通常は大地茶、平地に近い状態の茶園の紅茶が使われますが、南糯山の急傾斜にある古茶樹園の樹齢150年以上の滇红(雲南紅茶)を贅沢に使用しています。もちろん無農薬栽培の紅茶です。 紅茶のもつ味わいや風味、滋味はそのまま、優しい青柑の香りが寄り添うような、レモンティーとも違う優しい、ほっと暖まるような紅茶になりました。 小さな青柑は1回で1粒、そのままでお楽しみください。非常に煎持ちが良く、1粒で1日中楽しむことができます。大きな青柑の場合は皮を割って茶葉を砕かないようにやさしくほぐし、数回に分けてお楽しみください。青柑の皮を割って、あるいは軽くヒビをいれておくと、より煎が続きます。 果実、青柑の表面が白くなっている場合がございます。これは白霜、果霜、柑油晶などと呼ばれるもので、果実に含まれるブドウ糖や果糖が表面で結晶化したもので品質に問題はございません。安心してお楽しみください。これは品質の良い果実を使用しているために良く見られる現象です。 |