最高品質の紅茶として有名な金駿眉を最初に作り出した1人という、とても技術の高い作り手によって作られた無焙煎の正山小種です。 毎年ご紹介させていただいておりましたが、ご高齢のため2023年で製茶を引退されました。 桐木保護地区内の野生茶樹を使用して作られた無焙煎の正山小種です。野生茶樹を使用した正山小種は大変希少で、2023年の春に製茶、熟成させるべく産地である武夷山桐木関の工房で2024年7月まで保管していたものです。 黒褐色の艶やかな茶葉です。茶葉は小さ目の細い縒りの非常に美しい茶葉で、一般的に流通する「正山小種」とは別格の繊細さを持った外観です。 ティーポットで、中国式であれば茶壷や蓋碗で淹れてみてください。 見事な花果香が長く続きます。柔らかさを持った深い甘味と微かな酸味、奥行きのあるミネラル感のバランスがよく、美味しく仕上がっています。煎をすすめていくと、より野生茶樹の持つ底力を感じるように旨味が変化していきます。香り、味わいの絶妙なバランスは、茶樹の良さだけでなく、作り手の技術の高さが伝わってくるお茶です。 桐木の野生茶樹から作られ、製茶技術が高く、ここまでの品質の正山小種を、この価格で入手することは、現地でもまずできません。この作り手の紅茶は中国国内のみならず、欧州の王室御用達に名を連ねるなど、大変レベルの高いお茶となるため非常に高価なものです。作り手と長年懇意にさせていただいているため、特別にこの価格でご提供させていただくことができています。 2023年春茶(武夷山桐木にて2024年春まで熟成) 関連ブログ: ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |