近年主流の醗酵の浅いタイプではなく、少し古い昔ながらの製法で作られた溪頭高山茶です。 標高1200m前後の茶畑から作られた高山茶で、2013年4月20日の摘み取りです。 非常に頑固でまじめな作り手さんによるもので、渓頭高山茶をはじめ、台湾高山茶には伝統というほどの歴史は無いのですが、流行に流されない、少し古い作り方を今も守っています。2012年の冬茶のシーズン前は雨が多く、茶樹の状態が良くないということで冬茶の製造を断念してしまったほど、こだわった製茶をする作り手さんによる上質な高山茶です。しっかりと丁寧に作られたこのお茶は、少し時間をかけて落ち着かせた方が美味しく楽しめます。 とても小さい、上質な茶葉です。深い緑と茎の金色が美しい艶やかな茶葉です。1粒1粒重量感のある茶葉からは甘い桜餅のような香りを感じていただけます。 茶壷や蓋碗をお勧めします。マルチティーサーバーやティーポットでもとても美味しく楽しむことができます。 桜餅のような甘い香りが心地よく、さらっと淹れていただければ清らかな高山気も楽しむことができます。甘く旨みの深い味わいで、雑味がないため、さっと軽く入れると高山気をしっかり楽しめるお茶に、じっくり淹れると旨みの強いしっかりと味わえるお茶と、淹れ方を変えて楽しめます。余韻も強く、飲み終えた後も身体の中から甘さと香りが戻ってきます。 十分に楽しんだ後は茶殻も鑑賞してみてください。中国茶では茶殻の形も楽しみます。大事に作られているのが伝わってくるような美しい茶葉をご確認いただけます。 ※ 製茶方法の異なる溪頭 焙香高山茶もございます。また熟成を進めた溪頭 高山茶 2012年春、溪頭 高山茶 2013年冬もございます。 ※ 缶入り装丁をご希望の場合はオプションでご指定ください。茶葉の量や形状などによってはお選びいただいた缶に入りきらない場合がございます。その場合は缶に入りきらない茶葉を別途袋装丁にてお届けいたします。装丁、缶の詳細はこちらをご確認ください。 ※ ギフト包装をご希望の場合は有料にて申し受けております。ご希望の場合はこちらからご注文ください。 |