昨年ご紹介したところリピートされる方がとても多かった岩茶です。 武夷肉桂の最上級といえば牛欄坑(牛栏坑)で作られる牛欄坑肉桂が有名です。牛欄坑という場所は谷底のような地形になっています。その牛欄坑の入り口、风雨亭から見て左側の岩山の上にある地域が金交椅と呼ばれています。牛欄坑の横にあるため、牛背とも呼ばれています。そのため、金交椅肉桂は牛背肉と呼ばれたり、場所の名前をとって金肉と言われます。また、多くの金交椅肉桂は牛欄坑肉桂として販売されている場合も多いようです。 ほぼ牛欄坑とも言って良い場所にある金交椅の肉桂は、牛欄坑肉桂と同様に素晴らしい香り、味わいの深さを持っています。言葉に表すのが野暮というほどに美味しい岩茶ですが、牛欄坑肉桂とはやはり違います。 しっとりと細やかな艶が全体にあり、茶葉が光って見えます。焙煎の程度は中程度で、乾燥茶葉の状態で甘く深い花の香りを感じることができます。 2024年の春に製茶された岩茶です。高い技術を持つ作り手による機械を使わずに丁寧に製茶された「手工」のお茶です。お手元にあっても少しずつ後熟成していきます。時間の経過による味わいや香りの変化もぜひお楽しみください。 関連ブログ: ※ ネット上での転売目的のお求めはご遠慮ください。当店の方で該当すると判断した場合はご注文をキャンセルさせていただく場合もございますので、ご了承ください。(セミナーや店舗、サロンなどでの頒布、販売などは今まで通り問題ございません。) |